2022年11月1日、株式会社ARKLET(愛知県・名古屋市)が、メタバース上に住宅展示場を作成できるシステム「Metavuild」β版をリリースした。本システムを利用することで、簡単にメタバース上で住宅展示場を出展することが可能になる。
設計図からわずか5分で建築ができる
本システムでは、管理画面から対象のファイルをアップするだけで、建築物を生成できる仕組みを構築。これによりハウスメーカーや工務店の担当者自らの手で、詳細な編集ができるようになり、社内で作業を完結することができる。
パソコン・スマートフォンからログイン不要で入場可能
利用者にとってもメリットは大きい。パソコン、スマートフォンのいずれからもアクセスでき、アプリなどをダウンロードしなくても住宅展示場へ入場ができる。またハウスメーカーや工務店の担当者がアップロードした建物の情報は瞬時に反映されるので、常に新しい情報を目にすることも可能だ。
そして実際の居住空間のシミュレーションができることもポイントの一つ。例えば時間帯によって太陽光の入り方を再現できるので、実際にどの程度日が入るのかが体感できる。
これまでメタバース上で建築物を立てようとすると、CG制作をするにあたりコストや時間、人件費がかかってきた。しかし本システムの登場で、時間や労力をかけずにメタバース上に住宅展示場を出展することが可能になった。
同社は今後、機能面に関して役立つ情報を順次リリースしていく予定だ。
会社概要:株式会社ARKLET
・会社名:株式会社ARKLET
・代表者:代表取締役 山下青夏
・本社所在地: 愛知県名古屋市千種区本山町2丁目45エンゼル本山105
・設立年月日:2022年7月29日
・資本金:2889万円
・事業内容:仮想空間での住宅展示場サービス「Metavuild」の開発、受託開発
・URL:コーポレートサイト:https://arklet.jp/