12月2日、が老舗のオーディオECフジヤエービックが株式会社ONZO運営のサーキュラーエコノミーSaaS「marvle(マーブル)」を導入し、ECサイトでのレンタルサービスを始動した。

フジヤエービックがmarvle導入

ヘッドホン、イヤホンなどの通販や買取りを行うフジヤエービックが、レンタルサービスを開始。

marvle導入により、ECサイトでオーディオ機器のレンタル・試聴・購入が可能となる。

販売店舗が限られていること、お試し用機材の手配・準備が難しいことがあり、高額で専門性の高い音響機器は試聴できる機会自体が少ない。さらにコロナ禍では試聴イベントの開催すら不可能となってしまっていた。

そこで自宅で製品を納得するまで試聴してもらい、気に入った場合は購入できるという新しいサービスの提供を開始。それとともに、ONZOとフジヤエービック両社のファンを増やすことを目標とする。

marvleとは

ECサイトで簡単にレンタル・サブスクサービスを実現するサーキュラーエコノミー型SaaSサービスがmarvleである。

製品購入前のお試しや、買わずに使いたい時だけレンタルするという要望に応えるためのサービスを提供する。

ECサイト内の商品ページに最短5分程度の簡単な導入作業で、「お試しレンタル・サブスク」のボタンが設置可能。すぐにサービスを開始でき、そこから収益を得ることができる。

また、注文の受付・決済・配送業務やレンタル品のメンテナンスなどもすべて委託可能。EC事業者は新たな体制を作り上げる必要なく、自社のレンタル・サブスクサービスを簡単にスタートできる。

費用も最小限に抑え、時間短縮も実現可能なサービスを提供する。

購入前のお試しレンタルが可能に

marvleの導入により、購入前のお試しレンタルを提供できるようになる。

レンタル後に客側が買う・買わないという選択ができ、購入する場合はECサイトから「新品」を購入できるというシステムである。

倉庫では、高価なオーディオ機器や精密機械などのメンテナンスも手掛けており、繊細な商品でも高品質な倉庫業務を承ることが可能。

このようなレンタルサービスは、「レンタルコマース」と「シェアリング」両方のメリットを一度に実現できる。

marvleの強み

marvleはONZOが運営するオーディオ機器のサブスク・レンタルサービスのノウハウを持った新事業である。

EC事業者は、出荷手配やメンテナンスなどの倉庫業務をすべて委託可能である。さらに、その低コストさも魅力となり、規模の大小を問わず導入企業が増加し続けている。

さらに、コンサルティングや合同プロジェクトもワンストップサービスとして提供をし、EC事業者のノウハウがゼロからでも成功するよう支援している。

marvleが解決する課題

実物の製品で試聴することが購買の決め手となるのは、ECにおいては課題である。しかし、marvleはその課題を解決に導くことができる。

marvleのお試しレンタルサービスで、店舗に足を運びづらい地方の方や、製品を自宅でじっくり試聴後に納得して購入を決めたい方などのニーズに応えることも実現可能になる。

簡単にレンタル・サブスク事業を開始できる

marvleでは、レンタル・サブスク運営で発生する配送やレンタル品のメンテナンスなど、すべてを倉庫に委託できる。

また、新たなレンタル・サブスクサービスを始める場合に、簡単に立ち上げられるというのが特徴である。

今後もリクエストや新製品の投入などを反映し、レンタルできる製品を増やしていく。

会社概要

  • 会社名: 株式会社ONZO
  • 会社解説: 「音と映像の新体験を創造する」をミッションに、サーキュラーエコノミーSaaS「marvle」、オーディオ機器のサブスクリプションレンタルを運営。
  • 設立年月: 2018年07月
  • 事業概要: 情報通信業
  • URL: https://onzo.co.jp/

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