GIFT Community Limitedは、AR(拡張現実)を用いたメタバース「IZUMO ARメタバース」の公式サイト及び公式コミュニティを公開した。Web3をベースとしたARのプラットフォームは「IZUMO」が世界初である。

公式サイト: https://www.izumo.world/
公式Twitter: https://twitter.com/IZUMO_official
公式Discordチャンネル: https://discord.gg/2HxZKy6CHP

「IZUMO AR メタバース」の概要

新しいクリエイターツールである「IZUMO AR メタバース」は、すべてのユーザーが著名なARアーティストになれるチャンスを創出する。

同サービスを利用すれば、ユーザーはスマートフォンに保存してある画像や、自身のNFTデジタルアートをARアートとして展示できる。展示したARアートは、他のユーザーからも閲覧できる双方向性を持っており、NFTとして取引することも可能だ。

平面ではなく三次元の現実世界で、自由にアートを創作し、展示し、また販売までできるようになる。アーティストは、壁に描くストリートアートのように、これまで体験できなかった領域でアートを世に出すことができ、創作活動の拡張が可能になるのだ。

従来は作品ごとにAR専用アプリをダウンロード・インストールしてする必要があったが、「IZUMO ARメタバース」は、現実空間をすべてのユーザーが共有する仕組みで、新しいアプリを都度インストールする必要がなくなった。

ストリートアートの非合理性に着目

バンクシーをはじめとするストリートアーティストによるアート作品は、現代アート市場の約24%をも占めている。非常に人気が高いストリートアートだが、作品は壁に描かれるため売買ができず、ストリートでの創作活動によって収益を出すことは難しい。

人気がある反面、諸外国で落書きの除去に投入される税金や人的資源は膨大だ。米国では、落書きの除去に毎年120億から180億ドルもの税金をつぎ込んでいる。またパリでは、清掃作業員が毎日650平方メートルもの落書きを消しているという。

ストリートアートが人気を集める中、世界中の政府は街中の落書きを除去するのに多額の税金を投入するという非合理的な状況に、GIFT Community Limitedは着目している。

GIFT Community Limitedは、「私たちは誰もが『IZUMO ARメタバース』でストリートにアートを飾ることができるソリューションを開発し、街の景観の美化を保ちながらストリートアートの保護と資産化に挑みます。」と発表している。

会社概要

  • 会社名:GIFT Community Ltd
  • 本社所在地:香港
  • 設立年月:2021年03月
  • 事業概要:ARメタバース「IZUMO」の開発
  • URL: https://www.izumo.world/

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