東芝エネルギーシステムズ株式会社および東芝グループは、川崎市が主体となって参画した「産業クラスターのネットゼロ移行イニシアティブ(Transitioning Industrial Clusters Towards Net Zero Initiative)」への賛同・協力を表明した。

この取り組みへの参画は、日本では川崎市が初めてとなる。

川崎市、他賛同企業と連携し、国際的なカーボンニュートラルに貢献

世界経済フォーラムが主導している「産業クラスターのネットゼロ移行イニシアティブ」には、世界中の産業クラスターが参画しており、世界的な課題であるカーボンニュートラルの実現に向け、クラスター間でノウハウや知見を共有、国際的に協業することでネットゼロ(カーボンニュートラル)を目指している。

東芝エネルギーシステムズ株式会社および東芝グループでも、気候変動対策は企業が取り組む重要な責務と位置付け、「東芝環境ビジョン2050」を策定。同グループ内で拠点のカーボンニュートラルを進めている中、今回、川崎市からの募集を受けて「産業クラスターのネットゼロ移行イニシアティブ」参画へ賛同・表明した。

川崎市は、企業間での結びつきが強い川崎臨海部において、川崎カーボンニュートラルコンビナードおよび川崎港カーボンニュートラルポートを策定。カーボンニュートラル実現に向けたコンビナートのロールモデルとなる産業エリアを形成する目的で、同地区の企業に加盟・賛同を呼びかけていた。

東芝エネルギーシステムズ株式会社は、浜川崎工場浮島地区で燃料電池などを生産。今回の賛同で、同社およびグループが取り組むカーボンニュートラルに向けた取り組みやサービスの情報発信を行い、世界のカーボンニュートラル化に貢献する。

川崎市の参画へ賛同した企業

川崎市の参画へ賛同した企業は次の通り。

味の素株式会社東日本旅客鉄道株式会社ENEOS株式会社
富士電機株式会社JEFコンテイナー株式会社JFEホールディングス株式会社
JFEスチール株式会社三菱化工機日本触媒
NRS株式会社株式会社レゾナックホールディングス(旧:昭和電工)太平洋セメントグループ
東芝エネルギーシステムズ株式会社日本ゼオン株式会社 

東芝エネルギーシステムズ株式会社 概要

  • 本社所在地:神奈川県川崎市幸区堀河町72番地34
  • 代表取締役社長:四柳 端
  • 事業継承日:2017年10月1日(株式会社東芝より分社)
  • 資本金:226億円
  • 従業員数:約5,800人
  • 事業内容:エネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造・販売
  • 東芝グループ内でエネルギー事業を行う、株式会社東芝の完全子会社
  • HP:https://www.global.toshiba/jp/company/energy.html

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