「anywhere café JAPAN」を運営する株式会社 G1 companyは、先月末、VR chat内にてオープニングイベントを実施し、カフェのコンセプトを発表した。
サステナブルツーリズムの観点がきっかけ
株式会社 G1 companyはこの度、メタバース内で日本各地を観光できるバーチャルツーリズムLAB「anywhere café JAPAN」をオープンした。
背景には、新型コロナで観光客の移動が難しくなったこと、また移動によるCO2排出で環境への悪影響が懸念されることなどがあげられている。
このカフェでは、バーチャルな世界での観光体験や観光情報の提供がどのようにできるかという課題や、次世代の旅行カウンターやアンテナショップ、さらにはバーチャルな観光地の立ち上げを目標に取り組んでいくという。
このようなネットワークとバーチャル技術の進化によって、バーチャルツーリズムの可能性が高まれば、高齢者や障がい者など移動が困難な人でも観光を楽しむことが可能な世界の実現に近づくこととなる。
主なサービス概要は以下のとおり
- World名:「anywhere café」
- 視聴機器:PCもしくはVRゴーグル
- アクセス方法:以下のVR chat内で「anywhere café」をworld検索する
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_1ef1846d-ddcd-430d-92d2-517545785688&instanceId=32736
体験できる機能
- カフェの窓の外にユーザーが自由に選択した観光地のVR映像が投影され、そこに存在するカフェにいるような雰囲気を体感できる
- 観光ガイドがメタバース内でパワーポイント等の資料を活用し観光地を案内できる
- 定期的なイベントを実施し、これからのバーチャルツーリズムの新しい姿について、共に考え、共に創りあげるコミュニティに参加できる
さらに今後は、その背景に合わせて観光地の体験ができる空間(フォトグラメトリー等)へのポートを開発することも予定しているという。
これからも定期的に観光イベントを開催する予定としており、詳細は下記Twitterにて都度発信していく。
Twitter:@anywhere_cafe
会社概要
- 会社名:株式会社 G1 company
- 所在地:大阪市住之江区安立4-3-3
- 設立:2021年10月8日
- 資本金:950万円
- 主要業務:anywhere caféプロジェクト、メタツアーアプリ事業
- URL: https://genki-1.com/