スターゼン株式会社は、「食の感動体験を創造することで世界中の人々と食をつなぎ続ける」というビジョンを掲げ、サステナビリティに積極的に取り組んでいます。2022年2月に策定した「サステナビリティ基本方針」と、特定された6つの「重要課題(マテリアリティ)」を通じて、グループ全体で持続可能な社会の実現を目指しています。
本記事では、スターゼンの最新のサステナビリティ基本方針と重要課題を詳しく紹介し、その持続可能な未来へのビジョンを解説します。
スターゼンのサステナビリティへのコミットメント
スターゼン株式会社は、「食の感動体験を創造することで世界中の人々と食をつなぎ続ける」というビジョンのもと、サステナビリティに積極的に取り組んでいます。同社の代表取締役社長、横田和彦氏はトップメッセージの中で、「持続可能な社会の実現に向け、食肉事業者としての責任を果たす」という強いコミットメントを表明しています。
スターゼングループは、食肉業界におけるリーディングカンパニーとして、グローバルな視点からサステナビリティを経営の重要な柱に据え、食肉業界の持続可能な未来を創造することを目指しています。そのための基盤となるのが、2022年2月に策定した「サステナビリティ基本方針」です。
この基本方針には、「気候変動への対応」、「食品ロス削減」、「アニマルウェルフェア」など、食肉業界が直面する重要な課題に対する具体的な取り組みが明記されています。また、同社が掲げる経営理念である「食の感動体験を創造することで世界中の人々と食をつなぎ続ける」というビジョンと、サステナビリティ基本方針は密接にリンクしています。
さらに、サステナビリティ委員会を設置し、定期的に開催することで、取り組みの進捗確認と課題解決の方針策定を行っています。このように、スターゼンは「食の感動体験」を創造する企業として、サステナビリティへの強いコミットメントを持ちながら、グループ全体で持続可能な社会の実現に向けて積極的に行動しています。
サステナビリティ基本方針の概要
スターゼングループは、2022年2月にサステナビリティ基本方針を策定し、持続可能な社会の実現に向けた中長期的な取り組みの方向性を明確にしました。
基本方針には、以下の主要な項目が含まれています。
- 気候変動への対応
- TCFD提言に基づく情報開示とリスク管理
- CO2排出削減目標の設定と具体的な取り組み
- 食品ロス削減
- 生産・流通過程での廃棄物削減とリサイクル推進
- 賞味期限間近の製品を活用するための新たな販路開拓
- アニマルウェルフェアの推進
- 動物福祉基準の遵守と向上
- 消費者への情報開示と教育
- サプライチェーン強化
- 取引先とのパートナーシップの強化
- 透明性のあるサプライチェーン構築
- 人権尊重とダイバーシティ
- 多様性の尊重とハラスメント防止
- 安全で働きやすい職場環境の整備
- 労働慣行、従業員満足
- 働き方改革の推進
- 健康経営の導入
- 製品安全性と品質
- 高品質で安全な食品の提供
- 栄養バランスに配慮した新商品の開発
- コーポレートガバナンス強化
- 内部統制システムの整備とリスクマネジメント
- 役員スキルマトリックスとコンプライアンス研修
このように、サステナビリティ基本方針は、スターゼンの経営理念と密接に結びついており、同社の中長期的な成長戦略とサステナビリティの推進を両立させるための基盤となっています。また、サステナビリティ委員会を設置し、定期的な開催を通じて取り組みの進捗を確認することで、効果的な実行と継続的な改善が図られています。
重要課題(マテリアリティ)特定プロセス
スターゼングループは、2022年2月に「重要課題(マテリアリティ)」を特定し、持続可能な社会の実現に向けた中長期的な取り組みの基盤を固めました。
このプロセスは、以下の5つのステップで行われました。
- 社会課題の抽出
GRIスタンダードやISO26000、国連グローバル・コンパクトの10原則、
SDGs(持続可能な開発目標)などの国際的な基準を参照しながら、
同社の事業に関連する社会的課題を抽出しました。
さらに、これらの課題について環境・社会・経営の観点で分類しました。 - 重要度評価と優先順位の検討
抽出した社会課題を「ステークホルダーにとっての重要度」と、
「当社事業にとっての重要度」の2軸で評価し、優先順位を決定しました。 - 関係者による協議
抽出された各課題について、各事業部所長が議論を重ね、
有識者の意見を取り入れながら整理を進めました。 - 役員インタビューの実施
各課題が中長期経営戦略に与える影響を検討し、
優先的に取り組むべき課題について役員へのヒアリングを行いました。 - 重要課題の決定
2022年2月に開催されたサステナビリティ委員会で議論したのち、
取締役会にて優先的に取り組むべき重要課題を承認しました。
このプロセスにより、スターゼングループは、事業戦略におけるリスクと機会の視点から、重要課題を特定し、それに基づくサステナビリティ戦略を策定しました。
スターゼングループの6つの重要課題
スターゼングループが特定した6つの重要課題(マテリアリティ)は、次の通りです。
- 環境
- 気候変動への対応
- 資源の持続可能な利用
- 廃棄物削減・リサイクル
- 社会
- アニマルウェルフェアの推進
- 労働慣行・労働安全衛生
- 人権尊重・ダイバーシティ
- サプライチェーンの強化
- 地域社会との共存
- 経営ガバナンス
- コーポレートガバナンスの強化
- リスクマネジメント
- コンプライアンス
- 製品安全性と品質
- 食品安全と品質
- 健康栄養への配慮
- サステナビリティ経営戦略
- サステナビリティを組み込んだ経営方針の策定
- 地域社会との共存と共創
- 地域の食文化への貢献
- 社会貢献活動への参加
これらの重要課題をもとに、スターゼングループは、サステナビリティ基本方針の下、グループ全体で持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
気候変動への対応とTCFD提言
スターゼングループは、持続可能な社会の実現に向けて、気候変動への対応を最重要課題の一つとして位置づけています。
具体的には、以下のような取り組みを行っています。
- TCFD提言に基づく情報開示とリスク管理
2022年2月にTCFD提言に賛同し、気候変動リスクの把握と情報開示を推進しています。
具体的な取り組みとして、気候変動リスクと機会を「移行リスク」と「物理的リスク」に分類し、
それぞれのリスク評価を実施。移行リスクには、カーボンプライシングや規制強化のリスク、
物理的リスクには、異常気象によるサプライチェーンへの影響を想定しています。 - CO2排出削減目標の設定と取り組み
グループ全体でのCO2排出削減目標を設定し、各事業所ごとに具体的な削減計画を策定。
生産工場の省エネ化や再生可能エネルギーの導入、物流の効率化などを通じて、
CO2排出量の削減に取り組んでいます。 - 再生可能エネルギーの活用
生産拠点に太陽光パネルを設置し、自社での再生可能エネルギー利用を拡大。
また、サプライチェーン全体での再生可能エネルギーの使用促進も進めています。 - 廃棄物削減・リサイクルの推進
食品ロス削減とリサイクルを積極的に推進し、廃棄物削減に取り組んでいます。
生産・流通過程で発生する副産物の有効活用や、賞味期限間近の製品の販路開拓を行い、
廃棄物ゼロを目指しています。
スターゼングループは、TCFD提言に基づく気候変動リスクの開示と対策を進めることで、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。
食品ロス削減とサプライチェーン強化
スターゼングループは、持続可能な食肉業界の実現に向けて、食品ロス削減とサプライチェーン強化を重要課題として取り組んでいます。
具体的な取り組みとして、以下の項目に注力しています。
- 食品ロス削減の推進
食品ロス削減に向け、生産・流通過程での廃棄物削減戦略を展開。
工場で発生する副産物の有効活用やリサイクルを強化し、
廃棄物の減量と循環型社会の構築を目指しています。また、賞味期限間近の製品を販売するための新たな販路開拓や、
フードバンクへの提供を積極的に進めています。 - 透明性のあるサプライチェーン強化
食肉の生産から流通、販売に至るまでのサプライチェーン全体で、
透明性と持続可能性を確保するための取り組みを強化しています。特に、原材料の調達においては、持続可能な資源利用と
労働環境の改善を目指した基準を策定し、取引先への
ガイドライン遵守を求めています。 - サプライチェーン全体でのCO2排出削減
サプライチェーン全体でのCO2排出削減を目指し、
物流の効率化や再生可能エネルギーの導入を進めています。自社物流センターの稼働率向上や配送ルートの最適化、
複数メーカーとの共同配送の実施などで効率化を図り、
輸送時のCO2排出量の削減に取り組んでいます。 - サプライチェーン強化のためのパートナーシップ
持続可能なサプライチェーンの構築には、取引先との
パートナーシップが欠かせません。スターゼングループは、
取引先との協力関係を強化するため、定期的な対話と
情報共有を行っています。これにより、サプライチェーン全体での持続可能性と透明性が向上し、
消費者に信頼される製品の提供を可能にしています。
スターゼングループは、食品ロス削減とサプライチェーン全体の強化を通じて、食肉業界の持続可能な発展に向けた取り組みを積極的に進めています。
アニマルウェルフェアの推進
スターゼングループは、持続可能な社会の実現のために、アニマルウェルフェアの推進を重要課題として位置づけています。アニマルウェルフェアとは、動物の健康と福祉を確保し、適切な飼育環境を提供する考え方です。
具体的な取り組みとして、以下の内容に注力しています。
- 動物福祉基準の遵守と向上
スターゼングループは、動物福祉基準を厳守し、
生産者と協力して基準の向上に努めています。特に、家畜のストレスを軽減するための飼育環境の改善や、
飼育密度の適正化を進めるとともに、輸送時の負担を減らすための
運搬方法の改善にも取り組んでいます。 - サプライヤーへのガイドライン提供
サプライヤーに対してアニマルウェルフェアのガイドラインを提供し、
生産者と協力して動物福祉基準の遵守を徹底しています。また、定期的な監査とフィードバックを行うことで、
サプライヤーと共に改善策を検討し、基準の向上を図っています。 - 消費者への情報開示と教育
消費者に対して動物福祉に関する情報を積極的に開示し、
教育活動を通じてアニマルウェルフェアの重要性を伝えています。また、アニマルウェルフェアに配慮した製品の開発と販売にも力を入れ、
消費者が安心して購入できる選択肢を提供しています。 - 研究機関との連携
動物福祉に関する知見を深めるため、研究機関や有識者と連携し、
最新の研究成果を取り入れた取り組みを進めています。例えば、家畜の飼育環境改善に関する最新の研究データを基に、
ストレス軽減策の導入や飼育密度の適正化を実施しています。
スターゼングループは、アニマルウェルフェアの推進を通じて、動物福祉の向上と持続可能な食肉業界の実現を目指しています。
人権尊重とダイバーシティ
スターゼングループは、グローバルに事業を展開する企業として、人権尊重とダイバーシティを重要課題と位置づけ、積極的に取り組んでいます。
具体的な取り組みとして、以下の項目に注力しています。
- 人権尊重の基本方針
スターゼングループは、「人権基本方針」を策定し、
すべての従業員が人権を尊重し、ハラスメントのない職場環境を整備しています。また、サプライチェーン全体でも人権が尊重されるよう、
取引先に対してガイドラインの提供と遵守を求めています。 - ハラスメント防止
ハラスメント防止のための教育・研修を定期的に実施し、
社内での相談窓口を整備することで、早期の問題解決に努めています。また、ハラスメント防止に関するポリシーを徹底し、
すべての従業員が安心して働ける環境づくりを推進しています。 - 多様性の尊重とダイバーシティの推進
多様性の尊重とダイバーシティの推進を掲げ、
女性や外国人、障がい者の雇用拡大に取り組んでいます。特に、女性の活躍を促進するためのキャリア支援や、
障がい者が活躍できる職場環境の整備を進めています。 - 安全で働きやすい職場環境の整備
労働安全基本方針に基づき、安全で働きやすい職場環境の整備を推進しています。
職場ごとのリスクアセスメントを実施し、安全対策の徹底と継続的な改善を図っています。また、従業員の健康維持と増進を目指し、健康宣言に基づく健康経営を導入し、
フィジカル・メンタルの両面からサポートを行っています。 - 従業員満足度の向上
従業員満足度の向上を図るため、定期的なアンケート調査を実施し、
職場環境や労働条件に関するフィードバックを得ています。その結果を基に、働き方改革の推進や福利厚生の充実、
キャリアアップ支援などの施策を展開しています。
スターゼングループは、人権尊重とダイバーシティの推進を通じて、すべての従業員が安心して働ける職場環境づくりを進めています。
コーポレートガバナンスの強化
スターゼングループは、持続可能な企業経営を実現するため、コーポレートガバナンスの強化に注力しています。
具体的な取り組みとして、以下の項目に重点を置いています。
- コーポレートガバナンス基本方針
スターゼングループは、「コーポレートガバナンス基本方針」を策定し、
取締役会の機能強化や、リスクマネジメント体制の整備を進めています。さらに、社外取締役の活用や社内役員との連携を通じて、
透明性と責任ある経営を推進しています。 - 内部統制システムの整備
リスクマネジメントやコンプライアンスを徹底するため、
グループ全体で内部統制システムの整備を行っています。例えば、各事業所にコンプライアンス担当者を配置し、
従業員への教育や内部監査の実施を徹底しています。 - 役員スキルマトリックスの導入
役員のスキルや経験を把握するため、「役員スキルマトリックス」を導入し、
経営に必要な多様なスキルを持つ役員を選任しています。また、取締役会の多様性を確保するため、
外部からの意見を取り入れる社外取締役の起用を進めています。 - リスクマネジメント体制の強化
経営におけるリスクを的確に把握し、迅速に対応するため、
リスクマネジメント体制を強化しています。特に、サプライチェーン全体でのリスク評価や、
気候変動リスクへの対応を重点課題としています。 - コンプライアンス研修の実施
コンプライアンス意識を高めるため、従業員を対象にした
研修やワークショップを定期的に実施しています。また、相談窓口を設置し、ハラスメントや不正行為に関する
早期の相談と解決をサポートしています。 - 監査体制の充実
監査役会を中心に内部監査体制を充実させ、
リスク管理とコンプライアンスの徹底を図っています。さらに、外部監査法人との連携を強化し、
独立した監査体制の維持と改善に努めています。
スターゼングループは、コーポレートガバナンスの強化を通じて、持続可能な企業経営と社会的責任の達成を目指しています。
サステナビリティ経営戦略
スターゼングループは、サステナビリティ経営戦略を策定し、経営理念に基づいた持続可能な企業経営を推進しています。
サステナビリティ経営戦略の主な内容は、次の通りです。
- サステナビリティを組み込んだ経営方針の策定
スターゼングループは、サステナビリティを経営方針に組み込み、
経営戦略と一体化した持続可能な事業運営を実現しています。例えば、気候変動リスクの把握と情報開示を推進するために、
TCFD提言に賛同し、具体的な対策と開示を行っています。 - 重要課題(マテリアリティ)に基づく取り組み
2022年2月に特定した重要課題(マテリアリティ)に基づき、
各課題に対する具体的な取り組みを進めています。例えば、アニマルウェルフェアの推進や食品ロス削減など、
食肉業界が直面する課題に戦略的に取り組んでいます。 - ESGデータの収集と開示
ESG(環境・社会・ガバナンス)データの収集と開示を通じて、
サステナビリティ経営の進捗をステークホルダーに伝えています。具体的には、CO2排出量や廃棄物削減の進捗、
アニマルウェルフェアの遵守状況などを報告しています。 - サプライチェーン全体での持続可能性推進
サプライチェーン全体での持続可能性を確保するため、
取引先とのパートナーシップを強化し、ガイドラインの遵守を徹底しています。例えば、動物福祉基準や人権尊重のガイドラインを提供し、
サプライヤーと共に持続可能なサプライチェーンを構築しています。 - ステークホルダーとの対話と連携
ステークホルダーとの対話と連携を重視し、
サステナビリティ経営の方向性や取り組みを共有しています。特に、取引先や地域社会との連携を深めるため、
定期的な対話と情報共有の機会を設けています。
スターゼングループは、サステナビリティ経営戦略を通じて、経営理念に基づいた持続可能な企業経営を推進しています。
スターゼンの持続可能な未来への展望
スターゼングループは、「食の感動体験を創造することで世界中の人々と食をつなぎ続ける」というビジョンに基づき、持続可能な未来を切り拓くための戦略を描いています。
その展望として、以下のような取り組みが挙げられます。
- 食肉業界におけるリーディングカンパニーとしての責任
食肉業界におけるリーディングカンパニーとして、持続可能な事業運営を実現し、
業界全体の成長と発展に寄与する責任を果たすことを目指しています。例えば、アニマルウェルフェアの推進や食品ロス削減、
サプライチェーンの強化を通じて、業界全体の持続可能性を高めています。 - サステナビリティ経営の深化
サステナビリティ経営戦略を深化させ、経営理念と一体化した
持続可能な企業経営を実現しています。特に、サステナビリティを組み込んだ経営方針の策定や、
重要課題(マテリアリティ)に基づく具体的な取り組みを強化しています。 - 地域社会との共存と共創
地域社会と共存しながら共創する取り組みを進めています。例えば、地域の食文化への貢献や社会貢献活動への参加を通じて、
地域社会との連携を深め、持続可能な発展を目指しています。 - 気候変動対策とサプライチェーン強化
気候変動対策として、TCFD提言に基づくリスク管理と情報開示を推進し、
CO2排出削減や再生可能エネルギーの導入を進めています。また、サプライチェーン全体での透明性と持続可能性を確保し、
消費者に信頼される製品の提供を実現しています。 - 企業価値の向上とステークホルダーへの価値提供
持続可能な企業経営を通じて企業価値を向上させ、
ステークホルダーへの価値提供を実現しています。特に、サステナビリティ委員会の設置と重要課題の特定を通じて、
取り組みの進捗と成果をステークホルダーに伝えています。
スターゼングループは、持続可能な未来への展望を描きながら、食肉業界のリーディングカンパニーとしての責任を果たしています。
サステナビリティ委員会と最新ニュース
スターゼングループは、サステナビリティ委員会を設置し、定期的な開催を通じてサステナビリティの推進と改善を図っています。
- サステナビリティ委員会の役割
サステナビリティ委員会は、サステナビリティ基本方針と
重要課題(マテリアリティ)に基づく取り組みの進捗を確認し、
改善策の検討と方針策定を行う役割を担っています。具体的には、各事業部のサステナビリティ担当者が参加し、
各課題の現状と進捗、今後の方針を共有しています。 - 最新のサステナビリティニュース
スターゼングループの最新のサステナビリティニュースは、以下の通りです。- 2023年5月26日: 第85期 第1回(通算第8回)サステナビリティ委員会を開催
- 2023年3月8日: 第84期 第3回(通算第7回)サステナビリティ委員会を開催
- 2022年11月29日: 第84期 第2回(通算第6回)サステナビリティ委員会を開催
- 2022年8月17日: 第84期 第1回(通算第5回)サステナビリティ委員会を開催
- 2022年2月24日: サステナビリティ基本方針策定、重要課題の特定、
ならびにTCFD賛同に関するお知らせ
- サステナビリティニュース一覧
サステナビリティニュースの一覧は、以下のリンクから確認できます。 サステナビリティニュース一覧
スターゼンのサステナビリティへのコミットメント
スターゼン株式会社は、「食の感動体験を創造することで世界中の人々と食をつなぎ続ける」というビジョンのもと、サステナビリティに積極的に取り組んでいます。同社の代表取締役社長、横田和彦氏はトップメッセージの中で、「持続可能な社会の実現に向け、食肉事業者としての責任を果たす」という強いコミットメントを表明しています。
スターゼングループは、食肉業界におけるリーディングカンパニーとして、グローバルな視点からサステナビリティを経営の重要な柱に据え、食肉業界の持続可能な未来を創造することを目指しています。そのための基盤となるのが、2022年2月に策定した「サステナビリティ基本方針」です。この基本方針には、「気候変動への対応」、「食品ロス削減」、「アニマルウェルフェア」など、食肉業界が直面する重要な課題に対する具体的な取り組みが明記されています。
また、同社が掲げる経営理念である「食の感動体験を創造することで世界中の人々と食をつなぎ続ける」
というビジョンと、サステナビリティ基本方針は密接にリンクしています。さらに、サステナビリティ委員会を設置し、定期的に開催することで、取り組みの進捗確認と課題解決の方針策定を行っています。
このように、スターゼンは「食の感動体験」を創造する企業として、サステナビリティへの強いコミットメントを持ちながら、グループ全体で持続可能な社会の実現に向けて積極的に行動しています。
サステナビリティ基本方針の概要
スターゼングループは、2022年2月にサステナビリティ基本方針を策定し、持続可能な社会の実現に向けた中長期的な取り組みの方向性を明確にしました。
基本方針には、以下の主要な項目が含まれています。
- 気候変動への対応
- TCFD提言に基づく情報開示とリスク管理
- CO2排出削減目標の設定と具体的な取り組み
- 食品ロス削減
- 生産・流通過程での廃棄物削減とリサイクル推進
- 賞味期限間近の製
まとめ
スターゼン株式会社は、「食の感動体験を創造することで世界中の人々と食をつなぎ続ける」というビジョンのもと、2022年2月に「サステナビリティ基本方針」を策定しました。この基本方針には、「気候変動への対応」、「食品ロス削減」、「アニマルウェルフェア」など、食肉業界が直面する重要課題に対する具体的な取り組みが明記されています。
スターゼングループは、持続可能な社会の実現に向けて、サステナビリティ基本方針に基づく重要課題(マテリアリティ)を特定し、「気候変動への対応」、「サプライチェーンの強化」、「アニマルウェルフェアの推進」など、6つの重要課題に対する戦略的な取り組みを進めています。
また、サステナビリティ委員会を定期的に開催し、グループ全体で持続可能な社会の実現に向けた課題解決に取り組んでいます。特に、TCFD提言に基づく気候変動リスクの開示と対策、サプライチェーン全体での食品ロス削減と透明性確保など、業界リーダーとしての責任を果たすための活動が際立っています。
スターゼングループは、サステナビリティ基本方針と重要課題をもとに、食肉業界におけるリーディングカンパニーとしての責任を果たしながら、持続可能な未来を切り拓いていくことでしょう。