株式会社ベルパークは、AIを活用したSaaSおよびデバイス管理を実現するサービス『Zooba』の取り扱いを開始した。『Zooba』は、企業のITインフラを効率的に管理し、組織全体の生産性向上を目指すツールである。ベルパークはこの新たなソリューションにより、企業の運用効率を高め、業務の負担軽減を図ることを目指している。

『Zooba』が提供する主要機能とは

『Zooba』は、SaaS管理とデバイス管理を中心とした統合的な管理ソリューションを提供する。SaaS管理では、業務委託者も含めたアカウント管理やアプリケーションの契約管理、棚卸し機能を実現している。これにより、企業は従業員や使用しているアプリケーションの利用状況を効率的に把握できる。また、Slackと連携したアンケート機能により、従業員の利用状況や意見を即座に収集できるのも大きな特徴だ。

デバイス管理では、PCの調達からキッティング、保管、納品、さらには廃棄や買取までを包括的にサポートしている。故障した機器は回収され、必要に応じて売却や廃棄が行われる。この際、データ消去証明書の発行も可能であり、セキュリティ面でも安心だ。さらに、『Zooba』はMDMとの連携により、Windows、Mac、スマートフォンの管理も効率的に行える。IT部門の負担軽減を図り、企業の運用効率を向上させるツールとなっている。

ベルパークの新たなソリューションの背景

株式会社ベルパークは、「素敵な未来を提供する」というビジョンのもと、AIやIoT、5G技術を駆使した様々なサービスを展開している。これまでモバイルを軸にしたビジネスを中心に成長してきた同社は、時代のニーズに応じた新たなソリューションとして『Zooba』の取り扱いを開始した。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に伴い、ITインフラの効率的な管理が求められる中、『Zooba』はその最適なパートナーとなる。

特に、従業員数が増加する大企業においては、SaaSやデバイスの管理が複雑化する課題がある。ベルパークは、この課題に対応すべく、『Zooba』の導入を通じて、企業が抱えるIT運用の負担を軽減し、業務の効率化を促進する狙いがある。また、AIヘルプデスク機能により、従業員からの問い合わせ対応を自動化し、より高度な業務に時間を割くことが可能となる。『Zooba』の導入は、企業の競争力を高める大きな一歩である。

企業の生産性向上に寄与するAIヘルプデスク機能

『Zooba』のAIヘルプデスク機能は、従業員からの問い合わせ対応を自動化し、企業の生産性向上に大きく寄与する。この機能は、SlackやTeamsなどのチャットツールと連携し、従業員からの質問に対してAIが社内ドキュメントを参照し、即座に回答する仕組みを提供している。これにより、従来は情報システム部門やコーポレート部門が個別対応していた問い合わせが減少し、担当者の業務負荷が大幅に軽減される。

また、AIによる回答は、ノウハウの標準化を進める点でも重要である。人によって異なる対応が統一され、より一貫した回答が従業員に提供されることで、業務の質が向上する。さらに、AIヘルプデスクの導入により、企業は従業員からの問い合わせに費やす時間を削減し、重要な業務に注力できる環境が整う。『Zooba』は、単なるIT管理ツールにとどまらず、企業全体の業務効率化を推進するソリューションである。

デバイス管理から買取まで、包括的なサポート体制

『Zooba』は、企業のデバイス管理を一元的に行うソリューションとして、その機能は多岐にわたる。PCやスマートフォンの調達、キッティング、専用倉庫での保管、必要に応じた納品など、デバイスのライフサイクル全体をサポートする。デバイスの管理が複雑になりがちな大企業にとって、この包括的なサービスは大きなメリットをもたらす。特に、不要になったデバイスの回収や買取、廃棄までをサポートする体制が整っている点が特徴的である。

廃棄時にはデータ消去証明書を発行するため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えられる。さらに、故障したデバイスも回収して買取や廃棄が可能であるため、コスト削減にもつながる。『Zooba』はMDMとの連携にも対応しており、デバイス管理におけるセキュリティや効率性を高めている。これにより、企業はデバイス管理の煩雑さから解放され、本来の業務に集中できる環境を整えることができる。

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