編集部
Xiaomiの次期タブレット「Pad 7」と「Pad 7 Pro」のスペックがリークされた。これらの新モデルは、Snapdragon 7 Gen 3および8s Gen 3のプロセッサーを搭載し、前モデルと同様に11.6インチのLCDディスプレイを持つが、充電速度やその他の点でのアップグレードが期待されている。
リフレッシュレート144Hzのディスプレイは、前世代と同様の滑らかな表示を提供し、非Proモデルでは45W、Proモデルでは67Wの高速充電が可能となる見込みだ。
Xiaomi Pad 7とPad 7 Proの主要スペックが明らかに
Xiaomiの次期タブレット「Pad 7」と「Pad 7 Pro」に関するスペック情報が中国のSNS、Weiboでリークされた。今回の情報では、両モデルがSnapdragon 7 Gen 3とSnapdragon 8s Gen 3という新しいSoCを搭載することが示されている。これにより、Xiaomi Padシリーズはさらなる性能向上が期待されており、従来のミッドレンジモデルから一歩進んだ性能を提供する見込みだ。
特に注目すべき点は、Pad 7とPad 7 Proが異なるプロセッサを搭載することで、ユーザーのニーズに応じた選択肢を提供する構成となっていることだ。Pad 7はSnapdragon 7 Gen 3を採用し、一般的なタブレット使用に最適化されている。一方、Pad 7 Proはより高性能なSnapdragon 8s Gen 3を搭載し、重い作業やゲームプレイにも対応する仕様だ。
また、このリークではディスプレイやバッテリーに関する情報も確認されており、後述するように充電速度の向上が大きな特徴となる。
11.6インチLCDと144Hzリフレッシュレートを搭載
Xiaomi Pad 7とPad 7 Proの両モデルは、11.6インチのLCDディスプレイを搭載することが明らかになった。特に注目すべきは、リフレッシュレートが144Hzに対応している点である。これにより、スクロールやゲームプレイにおいて非常に滑らかな表示が実現される。前モデルであるPad 6シリーズも同様のリフレッシュレートを採用しており、Xiaomiのタブレットが一貫して高い表示性能を維持していることがわかる。
144Hzのリフレッシュレートは、特にアクションゲームや動画視聴において視覚的な快適さを提供し、応答速度が求められるシーンでの優位性を発揮する。画面サイズは11.6インチに統一されており、前モデルの12.4インチからは若干小型化されているが、携帯性と視覚的なバランスが取れた設計となっている。
また、今回のディスプレイはLCD技術を採用しているため、AMOLEDと比べて発色は若干劣るものの、バッテリー消費の抑制や価格面でのメリットがある。
Snapdragon 7 Gen 3と8s Gen 3を搭載予定
Xiaomi Pad 7シリーズでは、プロセッサに関しても注目すべきアップグレードが行われている。Pad 7にはSnapdragon 7 Gen 3、そしてPad 7 Proにはより高性能なSnapdragon 8s Gen 3が搭載される予定だ。これにより、ユーザーは自分の用途に合わせてモデルを選択できる。
Snapdragon 7 Gen 3は、エネルギー効率とパフォーマンスのバランスに優れており、日常的なタブレット利用に最適である。一方で、Pad 7 Proに搭載されるSnapdragon 8s Gen 3は、ゲームや重いマルチタスクをこなす際に真価を発揮するハイエンドなチップセットである。この差別化により、価格帯も異なることが予想され、より広範な市場層に向けた商品展開となる。
また、これらのプロセッサは、XiaomiのMIUIソフトウェアと組み合わせることで最適化されており、ユーザー体験をさらに向上させることが期待されている。
バッテリー充電速度の向上とその他の強化点
Xiaomi Pad 7シリーズでは、充電速度にも大きな改善が見られる。Pad 7は最大45Wの充電に対応し、Pad 7 Proはさらに高速な67Wの充電が可能となる。これにより、バッテリーを短時間で充電でき、外出先でも効率的に使用できるのが特徴だ。特に、67Wの高速充電は他のタブレットと比較してもトップクラスの速度であり、急速に充電を完了させたいユーザーにとって大きな利点となる。
これらの改善により、ユーザーは日常の使い勝手がさらに向上し、長時間の使用に耐えるバッテリー性能が実現される。さらに、バッテリー容量に関する詳細はまだ明らかにされていないが、充電速度の向上に伴い、長時間使用時のストレス軽減が期待できる。
また、これに加えてカメラ機能やソフトウェアの改良など、その他の強化点についても情報が徐々に明らかにされるだろう。