編集部
Oppoの最新フラッグシップ「Find X8 Ultra」が中国で無線認証を取得したと報道されている。これにより、同モデルの正式発表が2025年初頭に行われる可能性が高まった。Snapdragon 8 Elite搭載やペリスコープ望遠カメラなど、その性能と仕様が次世代の基準を示すものとして注目されている。
無線認証取得が示す発売時期の具体像
Gizmochinaの報告によれば、Oppo Find X8 Ultraが中国の無線認証プラットフォームに登録されたことが確認された。これにより、同デバイスが2025年第1四半期、具体的には中国の春節後に発売される可能性が示唆された。この情報は、中国の著名なリーカーであるDigital Chat StationやWHYLABによるものである。
無線認証取得は、スマートフォンが市場に投入されるための重要なステップである。Find X8 Ultraがすでに認証を受けていることから、今後数週間でさらに多くの情報が公開されると予想される。3CやTENAAなどの他の中国認証機関からの追加情報も近く得られることが期待されている。
また、これに先立つ情報では、Find X8 Ultraが衛星接続をサポートするとの噂も浮上している。この機能が正式に採用されれば、通信インフラの不十分な地域でも利用可能となり、利用範囲が広がる可能性がある。発売時期に近づくにつれ、さらなる詳細が明らかになることが期待される。
カメラ性能で際立つFind X8 Ultraの魅力
Oppo Find X8 Ultraは、クアッドカメラ構成において最先端技術を備えたスマートフォンとなると期待されている。50メガピクセルのLYT-900主カメラは光学式手ぶれ補正（OIS）をサポートし、高精細な写真撮影を実現する見込みだ。さらに、超広角撮影を可能にするSony IMX882と、異なる焦点距離を持つ2つのペリスコープ望遠カメラを搭載する。
ペリスコープ望遠カメラの1つは75mm、もう1つは150mmの焦点距離を持ち、いずれもOISを搭載されるとのこと。これにより、遠距離撮影でも高い安定性と鮮明さを保てることが特徴となる。特に、デュアルペリスコープカメラの組み合わせは、他社製品との差別化要素となっている。
カメラ構成だけでなく、AIによる画像処理技術も高性能であり、夜間撮影や動きの速い被写体への対応力が高い。このカメラ性能はフラッグシップスマートフォン市場における新たな基準となる可能性がある。Find X8 Ultraは、写真や動画を日常的に活用するユーザーにとって、最適な選択肢となるだろう。
新技術と高性能仕様で市場に挑むOppo
Find X8 Ultraは、Snapdragon 8 Eliteチップセットを搭載し、シリーズ中で最も高性能なモデルとして位置づけられるとされている。同プロセッサは、AI処理やゲームパフォーマンスにおいて卓越した能力を持ち、次世代のスマートフォン体験を提供する。さらに、6.82インチのOLEDディスプレイは、2K解像度と120Hzのリフレッシュレートに対応すると想定されている。
バッテリー面でも進化が見られ、6,000mAhの大容量バッテリーを搭載。100Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電をサポートし、忙しい日常生活でもストレスなく利用できる。また、ColorOS 15ベースのAndroid 15を採用し、直感的かつ高速な操作が可能となる。
特筆すべきは、予定されている超音波インスクリーン指紋センサーの採用だ。この技術により、認証速度と安全性が大幅に向上している。Find X8 Ultraはその革新技術を武器に、競争が激化する市場でOppoの存在感をさらに高めるだろう。