サムスンが開発を進めるAndroid XRヘッドセット「Project Moohan」に関連し、純正コントローラーの存在が明らかになった。新たな情報によると、モデル番号は「ET-OI610」で、物理ボタンやモーションコントロールを備える可能性が高い。
このコントローラーは本体に同梱されない可能性が指摘されており、ジェスチャー操作と並行して別売りのオプションとして提供される見込みだ。MetaのQuestシリーズと類似した仕様となる可能性もあるが、詳細は依然不明である。
サムスンのAndroid XRヘッドセットの純正コントローラーが判明 その仕様と役割とは

サムスンのAndroid XRヘッドセット「Project Moohan」に関する情報が徐々に明らかになりつつある。今回、純正コントローラーの存在が報じられ、そのモデル番号「ET-OI610」が判明した。このデバイスは、従来のXRヘッドセットと同様に、物理ボタンとモーションコントロールを備えた操作デバイスになる可能性が高い。
現時点で公開されている情報によれば、このコントローラーはヘッドセット本体に同梱されない可能性が指摘されている。サムスンはジェスチャー操作をメインに据えつつも、従来のコントローラーによる操作をオプションとして提供することで、ユーザーの利用スタイルに応じた選択肢を確保する狙いがあると考えられる。
このコントローラーの詳細な機能については未発表だが、競合製品であるMetaのQuestシリーズのコントローラーと同等の性能を持つ可能性がある。Questのコントローラーは、ハンドトラッキングと物理ボタンの組み合わせにより、精度の高い操作が可能となっている。サムスンのデバイスも同様の仕組みを採用する可能性が高く、ジェスチャー操作と物理コントローラーを併用する形での運用が期待される。
コントローラーは本体同梱されない?その狙いと影響
今回の報道によると、サムスンの純正コントローラーはヘッドセット本体には同梱されない可能性がある。これにより、ジェスチャー操作を前提とした設計が進められていると考えられるが、それが実際のユーザー体験にどのような影響を与えるのかが注目される。
ジェスチャー操作はハンズフリーで直感的に操作できる点が強みだが、精度や反応速度の問題が生じることもある。一方で、物理コントローラーを使用すれば、ゲームやアプリの操作においてより確実でスムーズな入力が可能となる。サムスンがコントローラーを別売りとする場合、ユーザーは追加購入を検討する必要があるため、価格や入手性が大きなポイントとなるだろう。
また、競合のMeta Questシリーズでは、標準でコントローラーが同梱されている。これに対し、サムスンがコントローラーをオプションとして扱う場合、価格を抑えたエントリーモデルを提供する可能性がある。もし価格面でのメリットがあれば、初めてXRデバイスを試す層にとって魅力的な選択肢となるかもしれない。
Apple Vision Proとの比較 サムスンの戦略はどうなるのか
サムスンのAndroid XRヘッドセットは、2025年内の発売が見込まれている。競合製品として、Appleの「Vision Pro」がすでに発表されており、両者の比較にも注目が集まる。Appleのデバイスは高性能なプロセッサを搭載し、視線追跡や空間認識技術を活用した次世代のインターフェースを提供する。一方、サムスンのヘッドセットがどのような差別化を図るのかが焦点となる。
Vision Proは、物理コントローラーを採用せず、視線やジェスチャー操作に完全に依存した設計となっている。これに対し、サムスンは純正コントローラーを提供することで、ゲームや精密な操作を必要とするアプリケーションにも対応できる可能性がある。この点は、XRデバイスをエンターテインメント用途で活用するユーザーにとって大きな違いとなるだろう。
また、価格帯も重要なポイントとなる。Vision Proは高価格帯のプレミアムモデルとして展開されるのに対し、サムスンのデバイスはより広範な層に向けた戦略を採ると考えられる。ハードウェアの仕様やコントローラーの有無、ソフトウェアのエコシステムがどのように差別化されるのか、今後の発表に注目が集まる。
Source:Android Police