Xiaomiの最新フラッグシップ「Xiaomi 15」と「Xiaomi 15 Ultra」がインドで正式に発表された。両モデルはSnapdragon 8 Eliteを搭載し、ライカカメラやHyperAI機能を搭載するなど、前モデルから大幅な進化を遂げている。
特にXiaomi 15 Ultraは、200MPペリスコープレンズを備えたクアッドカメラを採用し、プロレベルの撮影体験を提供。さらに、90W有線充電と80Wワイヤレス充電に対応する5410mAhバッテリーを搭載する。一方、Xiaomi 15はコンパクトながらも50MPトリプルカメラと高輝度ディスプレイを備え、性能と携帯性を両立している。
価格はXiaomi 15が64,999ルピー、Xiaomi 15 Ultraが109,999ルピーで、3月18日から先行販売が開始。4月2日よりAmazon Indiaや公式ストアで購入可能となる。ICICI銀行のキャッシュバック特典や特別エディションの提供も予定されており、インド市場での注目度が高まっている。
Xiaomi 15 Ultraの進化したカメラシステム 200MPペリスコープレンズの実力

Xiaomi 15 Ultraのカメラシステムは、前モデルから大幅に強化されている。特に200MPのライカペリスコープレンズは、スマートフォン市場でも屈指の高画素センサーであり、ズーム性能の向上が期待される。このレンズはOIS(光学式手ブレ補正)を備え、遠距離の被写体をクリアに捉えることが可能だ。さらに、50MPのメイン、望遠、超広角カメラが組み合わさることで、多様なシーンでの撮影に対応する。
この高性能カメラは、特に低照度環境での撮影力を向上させている。光を多く取り込む設計により、夜間でもディテールを損なわずに撮影が可能だ。加えて、AIによる画像処理が進化し、ノイズを低減しながら自然な色合いを再現する。動画撮影においても、8K録画に対応し、プロフェッショナルレベルの映像を記録できる。
スマートフォンのカメラ競争が激化する中で、Xiaomiはライカとの協業をさらに深めている。HuaweiやSamsungの高性能カメラを搭載したモデルとも競合するが、200MPという圧倒的な解像度がXiaomi 15 Ultraの強みとなる。スマートフォン1台で本格的な撮影を求めるユーザーにとって、大きな魅力となるだろう。
Xiaomi 15シリーズの充電技術 90W高速充電とワイヤレス充電の最適化
Xiaomi 15シリーズは、充電速度の面でも大きな進化を遂げた。Xiaomi 15 Ultraは、90Wの有線急速充電に対応し、わずか数十分で大容量のバッテリーを充電できる。さらに、80Wのワイヤレス充電を搭載し、ケーブル不要でも高速な充電が可能になった。Xiaomi 15も同様に90W有線充電と50Wワイヤレス充電をサポートし、利便性を向上させている。
5410mAhのバッテリーを搭載するXiaomi 15 Ultraは、前モデルに比べると若干の容量縮小が見られる。しかし、充電速度の向上により、短時間の充電で1日を通して使用できる利便性が確保されている。特に、80Wのワイヤレス充電は市場でもトップクラスの性能を誇り、充電パッドに置くだけで高速充電が可能となる。
スマートフォンのバッテリー技術が進化する中で、Xiaomiは急速充電とワイヤレス充電のバランスを重視している。特にワイヤレス充電の利便性が向上し、デスクや車内での使用がより快適になるだろう。バッテリー持ちと充電速度を両立したXiaomi 15シリーズは、日常使いのストレスを軽減する設計となっている。
AI機能「HyperAI」がもたらす新たな体験 スマートフォンの使い方が変わる
Xiaomi 15シリーズには、新たなAI機能「HyperAI」が搭載されている。これにより、スマートフォンの利便性が大幅に向上する。AIダイナミック壁紙やAI検索、AIアートなど、多彩な機能がユーザーの操作を支援する。特に、AIジェスチャーリアクションは、画面に触れずに特定の動作を実行できる機能であり、新たなインタラクションを提供する。
GoogleのAIアシスタント「Gemini」もプリインストールされており、XiaomiのHyperAIとの組み合わせにより、よりスマートな操作が可能となる。AI字幕機能は、動画視聴時にリアルタイムで字幕を生成し、言語の壁を超える体験を提供する。また、AIライティング機能は、文章作成時に最適なフレーズを提案し、作業効率を向上させる。
AIの進化によって、スマートフォンの活用方法が変わりつつある。Xiaomi 15シリーズのHyperAIは、単なる補助機能にとどまらず、ユーザーの生活をより快適にするための実用的な技術として期待される。今後、AI機能のさらなる拡張が行われれば、スマートフォンはよりパーソナルなデバイスへと進化する可能性が高い。
Source:91mobiles.com