SuperData Researchの共同創設者Joost van Dreunen氏は、Nintendo Switch 2の普及が予想よりも遅くなると指摘している。後方互換性と控えめな技術的進化により、初期段階での採用は価格に敏感な消費者に対して遅れが生じると予測される。発売価格は399ドルが見込まれ、特に新しいハードウェアサイクルの初期において消費者の関心を引きづらいとのこと。
また、van Dreunen氏は2025年にはGame Passが5000万人の加入者を達成する見込みだと述べ、消費者がより安価な選択肢を求める中で、広告ベースのプランが登場すると予測している。
Nintendo Switch 2の市場導入は慎重なペースか 初期の採用曲線に影響を与える要因

Nintendo Switch 2は、4月2日のDirectショーでの正式発表を経て、6月にも発売される可能性がある。しかし、SuperData Researchの共同創設者であり、データインテリジェンス企業AldoraのCEOを務めるJoost van Dreunen氏は、Switch 2の採用が初期段階で緩やかになると見ている。その背景には、後方互換性の確保と技術的な進化の抑制があると指摘される。
後方互換性は、現行Switchユーザーにとっては歓迎すべき要素だが、新規ハードの魅力を高めるものではない。さらに、技術的な進化が抑えられることで、既存のSwitchと大きな差別化が生まれにくい点も普及の速度を鈍化させる可能性がある。
加えて、予想される399ドルという価格設定は、経済的な不透明感が強まる中で消費者の購買意欲に影響を与える要因となる。特に、既存Switchを持つユーザーが買い替えに慎重になることで、初期の売上が伸び悩む可能性が指摘される。
一方で、発売1年目には新作のマリオカート、3Dマリオ、ポケモンレジェンズZ-A、メトロイドプライム4などの強力なタイトルが揃うと見られ、タイトルの充実度次第では普及の速度が変わる可能性もある。また、Call of Dutyをはじめとするサードパーティのタイトルの充実も、販売促進の鍵となる。価格面の課題を克服できるかが、Switch 2の普及の成否を左右するだろう。
Game Passは5000万人の加入者を達成するか 定額サービスの競争が激化
MicrosoftのGame Passは、2025年中に5000万人の加入者を達成するとvan Dreunen氏は予測している。その背景には、ゲーム価格の上昇と消費者の購買行動の変化がある。特にAAAタイトルの定価が上昇する中で、月額課金による定額制サービスは、コストを抑えつつ多くのゲームを楽しめる選択肢として注目されている。
Microsoftは、Game Passに広告ベースのプランを導入する可能性があるとされており、これが新たな加入者層を引き込む手段となるかもしれない。低価格プランの拡充によって、価格に敏感なユーザーが参入しやすくなり、加入者数の増加に貢献すると考えられる。また、クラウドゲーミングの普及が進めば、ハードウェアに依存せずにゲームを楽しめる環境が整い、さらなる拡大要因となるだろう。
ただし、競合サービスの動向も見逃せない。SonyのPlayStation Plusや、Ubisoftの定額サービスなども市場競争を激化させる可能性がある。これらの競争が価格設定や提供コンテンツにどのような影響を与えるかによって、Game Passの5000万人達成が実現するかどうかは大きく左右されるだろう。
Source:Wccftech