モトローラ製スマートフォンの一部で、画面に縦の緑色の線が表示される「グリーンライン問題」が報告されている。この現象は、物理的な損傷なしに発生し、ディスプレイの劣化やソフトウェアアップデートが関係している可能性が指摘されている。

特に、Edge 30シリーズやEdge 40シリーズ、さらにGシリーズの一部機種でも同様の問題が確認され、保証期間を過ぎたタイミングで発生するケースも多い。高価格帯モデルのEdge 30 Ultraでも報告があり、購入者の間で不満が高まっている。

グリーンライン問題が発生したモトローラの機種とその傾向

モトローラのスマートフォンでは、Edge 30シリーズをはじめとして、複数のモデルでグリーンライン問題が報告されている。特に影響を受けたのは、Edge 30、Edge 30 Fusion、Edge 30 Ultraの3機種で、購入後しばらくして画面に緑色の縦線が現れる現象が発生した。インド市場を中心にユーザーの不満が高まっており、特にフラッグシップモデルであるEdge 30 Ultraの購入者にとっては深刻な問題となっている。

さらに、Edge 40シリーズでは、プレミアムモデルのEdge 40 Proではこの問題が報告されていないものの、Edge 40とEdge 40 Neoでは購入後1年ほどでグリーンラインが発生するケースが増加。保証期間を過ぎたタイミングでの発生が目立ち、修理費用の負担が発生することに対してユーザーの不満が噴出している。

また、ミドルレンジのGシリーズでも同様の問題が発生しており、特にMoto G82では購入後24時間以内に発生したケースが報告されるなど、異常な早さで問題が生じる事例もある。これにより、モトローラ製品全体に対する品質管理への疑問が広がっている。

グリーンライン問題の原因と他社との共通点

グリーンライン問題は、ディスプレイの劣化、ソフトウェアのアップデート、ハードウェアの故障が要因として考えられている。特にOLEDやAMOLEDディスプレイを採用するスマートフォンに多く見られる現象であり、モトローラに限らず、サムスンやOnePlusのデバイスでも発生している。

ディスプレイの劣化は、経年変化によるものだけでなく、特定の製造ロットや品質管理の影響を受ける可能性もある。特に、一部の報告では、ソフトウェアアップデート後に突然画面に緑色の線が現れるケースもあるため、ハードウェアだけでなくソフトウェアの最適化にも問題があると考えられる。

サムスンやOnePlusでは、同様の問題に対して一部のモデルで無料修理対応を行うケースがあったが、モトローラが同様の対応をするかどうかは不明だ。この問題の拡大によって、各社がどのような対策を講じるのか、今後の動向が注目される。

モトローラはグリーンライン問題にどう対応するのか

現在、モトローラはこの問題に対して明確な公式声明を出していない。しかし、影響を受けたユーザーが増加している以上、何らかの対応が求められる状況にある。特に、他社では無料修理や交換対応を行う事例があるため、モトローラも同様の対策をとるかどうかが焦点となる。

保証期間が切れた直後に問題が発生するケースが目立つことから、無償修理の対象範囲の拡大や、特定モデルへの補償プログラムの実施が望まれる。しかし、こうした対応が行われない場合、ブランドへの信頼低下につながる可能性がある。特に、高価格帯のEdge 30 Ultraの購入者にとっては、不具合が発生した場合のサポートがブランド選択の重要な要素となる。

この問題が今後も広がるのか、それともメーカー側の対応によって沈静化するのかは不透明だ。しかし、ユーザーにとっては、今後のアップデートやメーカーの発表を注視しながら、慎重に対応する必要があるだろう。

Source:Gizmochina