カプコンは『バイオハザード3』のリメイク版をAppleプラットフォーム向けにリリースした。iPhone 15 ProやM1チップ以降のiPadおよびMacに対応し、ユニバーサル購入によりデバイス間の進行同期も可能。本作は、S.T.A.R.S.隊員ジル・バレンタインがウイルス感染したラクーンシティから脱出を図るサバイバルホラー。
最新の「RE ENGINE」を活用し、圧倒的なビジュアルと臨場感を実現した。また、序盤の無料プレイが可能で、データを引き継いでフルバージョン購入ができる。App Storeでは4月16日まで67%割引が適用されており、早期購入の好機となる。
カプコンが推し進めるAppleプラットフォームへの展開とその狙い

カプコンは近年、Appleプラットフォーム向けのタイトルを次々と投入しており、『バイオハザード ヴィレッジ』『バイオハザード4』『バイオハザード2』『バイオハザード7』に続き、今回『バイオハザード3』リメイクをリリースした。この流れは単なる移植ではなく、Appleの高性能チップがもたらすゲーム体験の向上と密接に関係している。
対応デバイスとして、iPhone 15 Pro、iPhone 16シリーズ、M1チップ以降を搭載するiPadおよびMacが挙げられる。特にAppleのA17 ProやMシリーズチップの処理能力は、従来のモバイルゲームの枠を超えたハイエンドなグラフィック描写を可能にしている。RE ENGINEによる高精細なビジュアルがその恩恵を最大限に活かし、コンソール品質のゲーム体験を実現している。
また、Appleの「ユニバーサル購入」システムが適用されている点も見逃せない。1回の購入で複数のAppleデバイス間でプレイできる仕組みは、ユーザーの利便性を高めると同時に、Appleエコシステムへのさらなる定着を促している。カプコンの戦略は、単なる移植作の提供ではなく、ハードウェアの進化と連動したゲーム体験の最適化を目指すものといえる。
バイオハザード3リメイクの魅力と最新技術による進化
『バイオハザード3』リメイク版は、1999年に発売されたオリジナル版のストーリーを踏襲しながらも、最新の技術でゲーム体験を刷新している。本作では、S.T.A.R.S.隊員ジル・バレンタインが、バイオ有機兵器「ネメシス」に追われながらラクーンシティからの脱出を目指す。RE ENGINEの採用により、キャラクターモデルや環境のディテールが向上し、恐怖感をより際立たせている。
本作の大きな特徴は、プレイヤーが終始緊張を強いられるゲームデザインにある。ネメシスはAIの高度なアルゴリズムにより、プレイヤーの行動に応じてさまざまな方法で追跡を仕掛ける。これにより、単なるアクションゲームではなく、スリルと戦略性が求められるホラー体験が生み出されている。
さらに、iPhoneやiPad向けに最適化されたタッチ操作も導入されており、モバイルプレイヤーでもスムーズな操作が可能となっている。ただし、カプコンはコントローラーの使用を推奨しており、より精密な操作や没入感を求めるプレイヤーにとっては、ゲームパッドを用いたプレイが理想的といえる。
モバイル環境での最適化とコンソール品質のゲーム体験を両立させた点は、カプコンの技術力の高さを示している。
Appleデバイスでの無料体験版と期間限定の割引施策
今回のリリースでは、購入を迷うユーザー向けに無料体験版が提供されている。対応デバイスにダウンロードすれば、キャンペーンの序盤部分を無料でプレイ可能であり、その後フルバージョンを購入すれば進行データを引き継げる仕組みとなっている。この方式は、プレイヤーにゲームのクオリティを実際に体験させることで、購入意欲を高める狙いがある。
また、App Storeでは発売記念の特別割引が実施されており、通常価格から67%オフで提供されている。この価格設定は4月16日までの期間限定であり、特にシリーズファンや過去にプレイしたことがないユーザーにとって、手を出しやすいタイミングとなっている。
カプコンはこれまでも、発売直後の割引施策を行うことで、新規プレイヤーの獲得を積極的に進めてきた。今回のディスカウントも、Appleユーザー層への訴求と定着を目的とした施策と考えられる。これにより、モバイル向けのプレミアムゲーム市場のさらなる拡大が期待される。
Source:Neowin