MicrosoftはWindows Terminalの最新アップデートを公開した。安定版の1.22.10731.0と、プレビュー版の1.23.10732.0がそれぞれリリースされ、両バージョンで多数のバグ修正と改善が施された。
安定版では、コンソールセッションのデッドロック問題を修正し、日本語表記の最適化を実施。ConPTYの安定性向上も含まれる。一方、プレビュー版ではMark Modeの機能強化が行われ、埋め込みハイパーリンク間の移動がTabキーとShift+Tabキーで可能になった。
また、タブ関連の動作改善やクラッシュ頻度の低減が含まれ、安定性が一層向上。アップデートはGitHubやMicrosoft Storeから入手可能だ。
Windows Terminal 1.22と1.23の変更点 安定性向上と新機能の追加

Windows Terminalの最新版となる1.22.10731.0(安定版)と1.23.10732.0(プレビュー版)がリリースされた。今回のアップデートでは、バグ修正を中心にした改良が多数行われ、特に安定性と使い勝手の向上に焦点が当てられている。
安定版では、コンソールセッションのデッドロック解消や日本語表記の改善が行われた。また、ConPTYの処理が適切に終了するようになり、仮想端末の安定性が向上している。さらに、タブの分割や名前変更時の表記が修正され、細かな部分でも操作性が向上した。
一方、プレビュー版ではMark Modeの機能強化が行われ、ハイパーリンク間の移動がTabキーやShift+Tabキーで可能になった。また、タブを素早く閉じた際のクラッシュ発生率が低減し、マウスカーソルの挙動やUI表示のズレといった視覚的な問題も修正された。これらの改良により、よりスムーズな作業環境が実現している。
Mark Modeの進化 作業効率を高める新たな操作性
Windows Terminal 1.23のプレビュー版では、Mark Modeにおける操作性の向上が図られた。これにより、埋め込まれたハイパーリンクの間をTabキーやShift+Tabキーでスムーズに移動できるようになった。これまではハイパーリンクをマウスでクリックする必要があったが、キーボード操作だけで効率的にナビゲーションできるようになった点は大きな進化といえる。
特に、ターミナルを日常的に活用するユーザーにとっては、キーボードのみでの操作が可能になることは作業効率の向上につながる。コードやログを確認する際、視線をマウスに移動させることなくリンクをたどれるのは大きな利点だ。また、タブ関連のバグ修正によって、ウィンドウ管理がより直感的に行えるようになった点も見逃せない。
今回のMark Modeの強化は、Windows Terminalをより高度な開発ツールへと進化させる一歩ともいえる。今後のアップデートで、さらなるカスタマイズ性や操作の柔軟性が追加される可能性もあり、今後の展開が注目される。
安定性を重視した改良 タブ管理やセッション維持がより快適に
今回のアップデートでは、クラッシュやUIの挙動に関する修正が多数含まれている。特にタブ操作時の安定性が向上し、タブを素早く閉じた際のクラッシュ発生率が低減された。また、コンソールセッションのハンドオフ時に発生していたデッドロックの原因が解消され、より快適な動作が実現している。
さらに、複数のウィンドウで「情報」ダイアログを開いた際の挙動も正常化され、設定変更時のストレスが軽減された。タブを閉じた際にリソースが適切に解放されるようになった点も重要だ。特に、最後のウィンドウを閉じる際のセッション保存に関する問題が改善され、作業を中断した際に不要な処理が発生しなくなった。
このような安定性の向上は、Windows Terminalを日常的に使用するユーザーにとって大きな利点となる。頻繁にターミナルを開閉する作業スタイルでもストレスなく利用できるようになったことで、より快適な環境が提供されるようになったといえる。
Source:Neowin