サムスンは2025年3月のセキュリティアップデートの配信を開始した。今回のパッチでは、11件のクリティカルな脆弱性と40件の高優先度の問題が修正され、対象デバイスのセキュリティが強化される。
最初にアップデートを受け取ったのはGalaxy Z Fold 6とGalaxy Z Flip 6で、続いてGalaxy S24シリーズにも展開された。このアップデートは順次適用されており、S23やS22シリーズ、さらにZ Fold 5やA55など幅広いモデルが対象となる。
なお、地域ごとに配信時期が異なる可能性があるため、設定の「ソフトウェアアップデート」ページから最新情報を確認するのが望ましい。今後も追加の対応機種が発表される見込みだ。
2025年3月のセキュリティアップデートで修正された脆弱性の内容とは

サムスンが2025年3月に配信を開始したセキュリティパッチでは、11件のクリティカルな脆弱性と40件の高優先度の問題が修正された。これらの脆弱性は、主にAndroid OSのセキュリティホールや、サムスン独自のOne UIに関連する部分に影響を与えるものとされる。具体的な脆弱性の詳細は公表されていないが、クリティカルと分類される問題は、端末の完全な制御が奪われるリスクや、ユーザーの機密データが流出する可能性があるものが含まれることが一般的である。
また、40件の高優先度の修正の中には、アプリケーションの不正な動作を防ぐためのパッチや、特定の条件下で発生するデータ漏洩を防ぐ対策が含まれていると考えられる。特に、近年ではAndroidデバイスを標的としたフィッシング攻撃や、マルウェアによる遠隔操作の危険性が指摘されており、こうしたセキュリティリスクに対応するための更新が行われている可能性が高い。
セキュリティアップデートの重要性は年々高まっており、特にスマートフォンが決済や個人情報管理の中心となる現在、アップデートの適用は必須といえる。サムスンの端末は長期間にわたりセキュリティ更新が提供されるが、すべてのデバイスが即座にアップデートを受け取れるわけではないため、利用者自身が適用状況を確認することが重要となる。
2025年3月のアップデート対象デバイスの傾向と配信状況
今回のアップデートは、まずGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6といった最新の折りたたみモデルに展開され、その後Galaxy S24シリーズにも配信された。このように、新型モデルが優先的にアップデートを受けるのは、最新のハードウェアに対する最適化や、最新のセキュリティ対策を迅速に適用するためと考えられる。
その後、Galaxy S23やS22シリーズ、Galaxy Z Fold 5、Galaxy A55など、幅広い機種にも順次展開されている。ただし、アップデートの配信は一律ではなく、地域ごとに異なるスケジュールで展開されるため、同じ機種でもすぐに適用できるとは限らない。サムスンは、アップデートの配信状況を定期的に更新しており、各国の通信キャリアの承認プロセスが影響を及ぼすこともある。
また、今回のリストに含まれていないGalaxyデバイスも存在する。特に、旧世代のミドルレンジモデルやエントリーモデルは、セキュリティ更新の対象から外れることが多く、今後のサポート終了に備える必要がある。一般的に、サムスンはハイエンドモデルには4年以上のセキュリティ更新を提供しているが、ミドルレンジやエントリーモデルでは2〜3年程度に留まるケースが多い。そのため、対象外のデバイスを利用している場合は、セキュリティリスクを考慮し、機種変更を検討するのも選択肢の一つといえる。
アップデートの適用方法と確認すべきポイント
2025年3月のセキュリティアップデートは、Galaxyデバイスの「設定」アプリ内にある「ソフトウェアアップデート」ページから手動で確認できる。自動更新が有効になっている場合、Wi-Fi接続時に自動的に適用されることもあるが、手動で確認することで更新の遅れを防ぐことが可能となる。
アップデートを適用する際には、事前にデバイスのストレージ容量を確保し、バッテリー残量を十分に確保することが推奨される。特に、大型アップデートではないものの、アップデートの途中でバッテリーが切れると予期しない問題が発生する可能性があるため、充電しながら更新を行うのが安全といえる。
また、アップデート後には、アプリの動作確認や設定の変更点を確認することも重要だ。セキュリティパッチは通常、見た目や機能の変更は伴わないものの、一部のアプリがアップデート後に正常に動作しなくなるケースも報告されることがある。特に、企業向けの業務アプリやカスタム設定を多用している場合は、影響がないか事前に確認しておくべきだろう。
サムスンは、今後も定期的にセキュリティパッチを提供していく方針を示しており、利用者としては最新のアップデートを確実に適用することで、安全な環境を維持することができる。特に、フィッシングやマルウェアといったサイバー攻撃が高度化している現在、OSやアプリの更新を怠らないことが、デバイスを長く安心して使うための基本となる。
Source:9to5Google