GoogleのPixel 9aとAppleのiPhone 16eが、共に新たな“手頃な価格帯”のスマートフォンとして登場した。前者は499ドルから、後者は599ドルからと価格に100ドルの差があるが、実際の性能・仕様面ではどうか。
Pixel 9aは120Hzの高リフレッシュレートに対応する明るいpOLEDディスプレイや5,100mAhの大容量バッテリー、48MP+13MPのデュアルカメラなど、日常利用の快適さを重視した設計が目立つ。一方、iPhone 16eはApple A18チップや高品位なガラス素材、Face IDなど、ブランドらしい緻密な仕上げが光る。
ディスプレイとバッテリーに見るPixel 9aの圧倒的な実用性

Pixel 9aは6.3インチのpOLEDディスプレイを搭載し、120Hzの可変リフレッシュレートと最大2,700ニトの輝度に対応する。これはiPhone 16eの60Hz固定・最大1,300ニトのSuper Retina XDR OLEDに比べて、明るさ・滑らかさの両面で大きく上回る仕様だ。特に屋外での視認性やゲーム中の動きのなめらかさに直結する要素として、この差は無視できない。
また、バッテリー容量はPixel 9aが5,100mAhと、iPhone 16eの4,005mAhより約27%大きく、連続使用時間の面で有利と見られる。充電速度に関しては、どちらもフル充電に約2時間を要するが、Pixelは23W有線+7.5Wワイヤレスに対応し、急速充電にも一定の実用性がある。
明るい画面と長時間のバッテリー持ちという組み合わせは、動画視聴やマップアプリの使用時などで恩恵が大きい。高輝度のpOLEDと大容量バッテリーの組み合わせは、日常の中で確かな快適さをもたらす設計といえる。ただしディスプレイの保護ガラスがGorilla Glass 3とやや古い点は注意が必要だ。
コンパクトな操作性とiOS体験が光るiPhone 16eの強み
iPhone 16eは6.1インチディスプレイを搭載しつつも、筐体サイズは146.7×71.5×7.8mmとコンパクトで、167gという軽量設計が特徴だ。Pixel 9aが185.9gであるのに対し、片手操作のしやすさやポケットへの収まりやすさは明らかにiPhone 16eの優位点である。加えて背面にはガラス素材を使用し、手に取った際の質感でも高級感を感じられる仕様となっている。
操作面では、Apple独自のFace IDによる3D顔認証やアクションボタンが搭載され、ロック解除やアプリ起動の動作もスムーズに行える。一方のPixel 9aは画面内指紋認証を採用しているが、精度や速度においては若干のばらつきが報告されることもある。
さらに、iPhone 16eはApple A18チップとiOS 18の組み合わせにより、アプリ間の連携やセキュリティ面で一貫した操作感が得られる。これらの要素は、長年iPhoneを使い続けてきた人にとって安心感のある進化といえるだろう。性能差が小さい中でも、操作性とエコシステムの成熟度に重きを置くなら、このモデルは選択肢として十分に成立する。
Source:Android Headlines