OnePlusが開発中とされる新型スマートフォン「OnePlus 13T(または13 Mini)」のコンセプトレンダリングが複数登場し、これまでのフラッグシップ機とは一線を画すデザインの可能性が注目を集めている。リーク情報によれば、本機はSnapdragon 8 Eliteを搭載し、6.31インチの1.5K解像度LTPO OLEDディスプレイ、120Hzリフレッシュレートを備える見込みだ。
背面には50MPのメインカメラと望遠レンズによるデュアル構成を採用し、最大2倍の光学ズームに対応するとの情報もある。デザイン面では、OnePlus Nord 4やOnePlus 9に似たスタイルのレンダリングが確認されており、水平または縦型のカメラレイアウトが検討されているようだ。
コンパクトかつ高性能 OnePlus 13Tに期待されるハードウェア構成

OnePlus 13Tは、6.31インチのLTPO OLEDディスプレイを採用し、1.5K解像度と120Hzの高リフレッシュレートに対応すると伝えられている。Snapdragon 8 Eliteの搭載が噂されており、処理性能と電力効率の両立を図った設計がなされる可能性がある。また、バッテリー容量は6,000mAhと大きく、50Wのワイヤレス充電と80Wの有線急速充電に対応するとされている。
背面には50MPの広角カメラと、2倍の光学ズームに対応した50MPの望遠カメラによるデュアル構成が予想される。これにより、撮影の幅が広がりつつも、余計なカメラを搭載せずスリムなデザインを維持できる可能性がある。Snapdragon 8 Eliteと組み合わされることで、ゲームや動画編集といった処理の重い作業にも安定したパフォーマンスが期待される。
大容量バッテリーと高速充電対応により、長時間の使用でもストレスを感じにくく、モバイル端末としての実用性が大きく高まりそうだ。これらのスペックが事実であれば、サイズを抑えつつも妥協のない性能を求める層にとって、選択肢のひとつとなる可能性がある。
デザインはNord 4とOnePlus 9の要素を継承か レンダリングが示す方向性
コンセプトレンダリングに登場したOnePlus 13Tは、従来のフラッグシップモデルとは異なる外観を持つ可能性がある。レンダリングの一部は、OnePlus Nord 4を思わせる水平カメラとフラッシュモジュールの配置を示しており、他の画像ではOnePlus 9のような縦型のカメラバンプ構成も見られる。いずれも既存モデルのデザインをベースにしつつ、新機種としての独自性を加えようとする意図が感じられる。
このような複数のデザイン案が存在することから、開発段階でまだ最終仕様が固まっていない可能性もある。一方で、カメラ構成や位置にこれまでと異なる工夫が加えられることは、本体の握りやすさや使用感に大きく影響するポイントでもある。特にコンパクトモデルであれば、デザインの最適化はユーザー体験を左右する重要な要素だ。
従来のフラッグシップにない造形が採用されれば、これまでのOnePlusのラインナップにはなかった新しい方向性を打ち出すモデルとなるかもしれない。実際に製品化されるデザインがどのパターンに近いのか、今後の動向に注目したい。
Source:NotebookCheck