Samsungは、Android 15をベースにした最新OS「One UI 7」のグローバル安定版を2025年4月中に配信開始すると公式発表した。S24シリーズは最初にアップデートを受け取る予定で、続いてZ Fold6やS23シリーズなどへ順次展開される見込みである。
ベータ版はすでにS24シリーズを皮切りに、Z Fold6、Z Flip6、Galaxy A55などにも拡大されており、S25シリーズにはすでに安定版が搭載済み。今回のアップデートには、新しいデザインやAIツールなど、2018年以降で最も大きな変更が含まれているとされる。
S24シリーズは安定版の先行対象に ベータ版からの進化に注目集まる

Samsungは2025年4月に「One UI 7」の安定版をS24シリーズに向けて最初に配信する計画を公式に示している。すでにこのシリーズでは、2024年12月5日からベータプログラムが開始され、米国、英国、ドイツ、韓国、ポーランド、インドの6カ国で展開された。S24シリーズはその後も5回のベータアップデートを経ており、安定性と完成度の高さが期待される段階にある。新しいベータビルドでは、アニメーションの滑らかさやAI機能の強化などが段階的に導入され、細かな調整が行われてきた。
S24ユーザーにとっては、最終版の完成度が気になるところだが、ベータ参加者の声からはすでに快適な使用感が得られているという印象も聞こえてくる。一方で、安定版の正式な配信日は「4月中」とされており、日付が一度は明示された後に削除されている点からも、慎重に進めている様子がうかがえる。Android 15に準拠したOne UI 7は、単なる見た目の刷新に留まらず、内部の最適化やAI統合の進化によって、今後のスマートフォン体験の基盤を大きく変える可能性を秘めている。
対応機種リストに明確な傾向 中長期サポート体制とその恩恵
Samsungは、One UI 7のアップデート対象としてS25、S24、S23、S22、S21の各シリーズに加え、Z Fold6やZ Flip6、Galaxy Tabシリーズ、A55などを公式に挙げている。特にS25シリーズは2025年1月22日の発売時からOne UI 7を標準搭載しており、フラッグシップモデルとしての位置づけがより明確になっている。また、Samsungのソフトウェアアップデートポリシーによれば、フラッグシップ機種は最大7年、中位モデルでも4年のサポートが保証されている。この長期サポートの姿勢が、旧機種ユーザーにも安心感を与える構造となっている。
中でも注目すべきは、Galaxy A55が2025年3月のベータプログラム対象に含まれた点だ。Aシリーズとしては比較的新しいこの機種が早期に対応することは、ミッドレンジモデルへの積極的な支援の現れでもある。今後のアップデート対象の広がりについては、現在公表されているリストに限定されているが、過去の対応状況やポリシーから推察するに、さらに多くの端末が順次追加される可能性が高い。こうしたアップデート戦略は、機種を長く使いたいというニーズに応える一方で、次期機種への移行を急がせない安心材料ともなっている。
Source:Sammy Fans