ドージコインとカルダノが小幅な価格上昇を見せる中、機関投資家を含む多くの市場参加者は慎重姿勢を崩していない。ミームコイン特有の投機性やDeFi領域での進展の遅れが、再投資への障壁となっているためである。
一方、実需に基づいた決済型暗号資産「Remittix(RTX)」が急激な出来高増加を記録。事前販売で5億2,100万トークンを超える販売実績を持ち、送金・決済の即時性と手数料ゼロを武器に支持を拡大している。既存銘柄に成長限界を見出す動きが広がる中、RTXは「実用価値ある次世代通貨」としての期待を集めており、価格100倍の可能性にも言及され始めている。
価格上昇にも関わらず慎重な姿勢を崩さない投資家心理

ドージコイン(DOGE)は24日時点で前日比7.41%上昇し、価格は0.1828ドル、時価総額は271.7億ドルに達した。加えて取引量も111.95%増の11億6,000万ドルを記録したが、市場の反応は予想以上に冷静である。背景には、DOGEの成長がSNSの流行やミーム文化に大きく依存しているという構造的な懸念がある。
同様に、カルダノ(ADA)も4.41%の上昇を見せ、価格は0.7356ドル、時価総額は259.2億ドルとなった。出来高も72.94%増と堅調だが、DeFi分野での展開の遅さが将来性への疑念を残す。これまでの進捗が緩慢だった経緯もあり、多くの投資家はこのタイミングでの再参入を見送っている。
既存銘柄の限界を感じ取る層が増えていることが、この慎重姿勢に拍車をかけていると考えられる。特に機関投資家の多くは、投機性よりもユースケースの明確さを重視しつつあり、ミーム銘柄の中長期的成長性に懐疑的な見方を崩していない。
Remittixに集まる資金と注目 拡大する実需型通貨の勢い
Remittix(RTX)は0.0734ドルという低価格ながら、2024年に急成長した実用型暗号資産である。既にプレセールで5億2,100万トークンを販売し、調達額は1,400万ドルを超えている。特筆すべきはそのユースケースで、グローバルな個人や商取引に対応したPayFi(決済金融)プラットフォームを備え、暗号通貨を即時に法定通貨へ手数料なしで変換できる機能が注目を集めている。
この仕組みにより、例えば海外クライアントと契約するフリーランスが、仮想通貨で報酬を受け取りつつ、自国通貨へ即時交換できる環境が整う。これは実需を伴う強力な導入動機であり、投資家の評価も高まっている。従来の暗号資産が抱えていた「実社会との接点の薄さ」という課題に対し、Remittixは明確な解答を提示しているといえる。
DOGEやADAのような大型銘柄が既に市場の期待をある程度織り込んでいる中、RTXは“未成熟だからこその伸びしろ”を持ち、出来高の急増もそれを裏付ける一因と捉えられている。ミーム系のブームを経た投資家たちが、次なる本命として実用型通貨を求めている流れが、Remittixの現在地を象徴している。
Source:cryptodaily