Samsungの未発表モデル「Galaxy S25 Edge」が、上位機種Ultraに迫る2つの仕様を備えるとのリークが話題となっている。中国の著名リーカーIce Universeによれば、S25 Edgeには2K解像度のディスプレイとチタン合金フレームが採用されるという。従来、画面サイズの制約からFHD+止まりとの見方もあったが、鮮明な表示が期待できる仕様となりそうだ。

また、軽量かつ高耐久なチタン素材はUltraやAppleのフラッグシップ機でも使われる高級素材であり、ミドルグレードのEdgeモデルに採用されるのは異例。ただし、カメラ数の減少など差別化要素もあるため、価格は従来の999ドルに据え置かれる可能性もある。

S25 Edgeに2Kディスプレイ搭載の可能性とその意義

リーク情報によれば、Galaxy S25 Edgeには3120×1440の2K解像度ディスプレイが搭載される見込みだ。この情報は中国の著名リーカーIce UniverseがWeibo上で言及したものであり、従来のS25 Plusと同等のスペックといえる。S25 Edgeの画面サイズは6.7インチ前後と見られており、サイズ制約によってFHD+止まりと予想されていた中での2K採用は、見た目の精細さや表示の情報量においてポジティブな変化となる。

画質を重視する層にとって、解像度の高さは操作の快適さにも直結する。UIの見やすさや映像コンテンツの没入感において、FHD+と2Kの差は小さくない。ただし、消費電力や価格とのバランスも無視できないポイントであり、S25 Edgeが高精細でありながら実用性をどこまで確保するかが注目される。ディスプレイの仕様が本当にS25 Ultra級となるのか、最終的な製品での実装内容に注視したい。

チタンフレーム採用が示唆する本体設計の進化と価格の行方

S25 Edgeにチタン合金フレームが使われるという情報もまた、Ice Universeの投稿によるものである。軽量で高い耐久性を持つチタンは、近年のGalaxy S24 UltraやiPhone 15 Proにも採用された素材だが、これまでミッドレンジ寄りのモデルに採用されることはほとんどなかった。この点でS25 Edgeは従来モデルと一線を画す存在となる可能性がある。

チタン素材の採用は手に持った際の質感や剛性、さらには重量バランスに直接影響する要素であり、長時間使用時の快適さにも関わってくる。ただし、製造コストが上がるため、価格設定への影響も避けられない。以前の予想では999ドルとされていたが、カメラ構成の簡略化など、他の要素とのトレードオフによって価格据え置きの可能性も残されている。最終的な価格がどこに落ち着くかは、プレミアム志向とコスト意識の綱引きによるものとなるだろう。

Source:Tom’s Guide