Snapdragon 8 Eliteを搭載予定のOnePlus 13Tは、同チップ採用機の中で最も価格を抑えたモデルとなる可能性があり、6.31インチの高精細LTPO OLEDや6,200mAhの大容量バッテリーも見逃せない要素となっている。
一方、Oppo Find X8SはDimensity 9400+を採用する見込みで、3眼構成のカメラやIP68+IP69の防塵防水、7mmの薄型設計など、多機能を薄型ボディに凝縮したモデルになると噂される。小型プレミアム市場が活気づく中、両モデルは“サイズと性能の両立”を掲げ、Galaxy S25やiPhone 16の牙城に迫ろうとしている。
小型でも妥協なし OnePlus 13Tの性能と設計に見る実力

OnePlus 13Tは、Snapdragon 8 Eliteの搭載が噂されており、最上位クラスの処理性能を6.31インチという比較的コンパクトな筐体に収めていることが注目点だ。ディスプレイには1.5K解像度と120HzのLTPO OLEDを採用し、リフレッシュレートの最適化と高画質表示を両立。背面には50MPの光学手ブレ補正付きメインカメラと8MPの超広角レンズを備え、コンパクト端末でありながらカメラ性能も抜かりがない。さらに、ガラス製の背面とメタルフレームという質感の高いデザインに加え、画面内指紋センサーの搭載もユーザビリティの向上に寄与している。
バッテリーは6,200mAhという驚異的な容量で、OnePlus 13(6.82インチ)よりも多いという逆転現象が発生している。これはバッテリー効率に加え、内部設計の見直しが進んでいることの証左と考えられる。急速充電については、80Wの有線と50Wのワイヤレスに対応する見込みだが、同社の過去モデルと比較するとやや控えめな印象も否めない。とはいえ、サイズ感とトータルのバランスを重視する層にとっては、大容量バッテリーを備えつつも持ちやすい設計に魅力を感じる構成といえる。
スペック以上に注目すべきOppo Find X8Sの設計思想
Oppo Find X8Sは、6.3インチのOLEDディスプレイを核に、最新のDimensity 9400+ SoCを搭載すると見られている。高性能チップに加え、背面には50MPのOISメインカメラ、50MPのSamsung JN5望遠カメラ、8MPの超広角レンズを備えた3眼構成を採用し、撮影領域の広さと汎用性が大きな強みとなる。IP68とIP69の両規格に対応する防塵防水性能、7mmという薄型設計、そして179gという軽量ボディにより、スペックだけでなく、手に取ったときの扱いやすさも重視された設計であることがうかがえる。
物理的な押し込み式の新ハードウェアボタンは、従来のアラートスライダーに代わる存在として期待されるが、用途やカスタマイズ性に関しては詳細がまだ明らかになっていない。こうした新設計が快適さにつながるかどうかは、実機の使用感次第となるだろう。また、5,700mAhのバッテリーと80W有線・50Wワイヤレスの充電対応は、他の小型モデルと比較しても十分な水準で、日常使いにおいても不満の少ないバランス型端末に仕上がる可能性がある。全体として、Find X8Sは単なる小型機種ではなく、完成度の高さで勝負する意欲作と言える。
小型フラッグシップが再び注目される背景と今後の展望
近年のスマートフォン市場では、6.7インチ以上の大型モデルが主流となる一方で、手のひらに収まるサイズ感と高性能を両立した小型モデルへの需要が再燃している。その背景には、日常的な携帯性や片手操作のしやすさを求める声が根強く存在することに加え、Galaxy S25やiPhone 16といった大手ブランドがこのカテゴリでの存在感を強めたことも大きく影響している。これにより、小型でもハイエンドな体験を求める層に向けた選択肢が再び増えつつある。
OppoやOnePlusのような中国勢がこの流れに積極的に乗ってきたことも見逃せない。両社は大型モデルでの実績を活かし、今後は「コンパクトでも妥協なし」という方向性を打ち出してくる可能性がある。もちろん、サイズによる発熱や放熱性能の制限、内部スペースの確保など技術的な課題は依然存在するが、今回の2モデルはそうした壁に対する一つの解答となるかもしれない。今後の発表とレビューにより、真の使い勝手や性能の完成度が明らかになると期待される。
Source:Gizmochina