OnePlus Watch 3に新たなサイズ展開の兆しが見え始めている。2025年の発売が見込まれる小型モデルの参考になるとされているのが、Oppoが中国で発表した「Oppo Watch X2 Mini」だ。18Kゴールド仕様をはじめ、コンパクトなケースとシンプルなデザインが特徴で、すでに予約注文が開始されている。

OppoとOnePlusは戦略的パートナーシップのもと、製品開発やソフトウェア面で多くを共有しており、過去にも事実上同一のスマートウォッチを各ブランドで展開してきた経緯がある。今回のX2 Miniも、OnePlus Watch 3 Miniとしてグローバル展開される可能性が取り沙汰されている。

Oppo Watch X2 Miniが示す次世代デザインの方向性

Oppoが中国で発表した「Oppo Watch X2 Mini」は、コンパクト化を重視した新たなスマートウォッチとして注目されている。ケースサイズを抑えながらも、フルーテッドクラウンを2時の位置に配し、4時の位置にはアクションボタンを搭載するなど、操作性のバランスに配慮された構造となっている。外観は18Kゴールド仕上げを筆頭に、シルバー、ブラックの3色展開で、高級感と選択肢の幅を両立している点も特筆すべき要素である。

バンドは従来の統合型スポーティデザインから、よりシンプルで伝統的なスタイルへと刷新され、全体的にすっきりとした印象を受ける。前モデルで見られた非対称デザイン要素は排除され、丸みを帯びたケースとの一体感を意識した仕上がりとなった。こうした変更からは、装着感や見た目の調和を重視するユーザー層を意識した設計思想が感じられる。

スペック面の詳細は未公開だが、デュアルプロセッサーシステムによる効率的なパフォーマンスと長時間バッテリー駆動が継続される可能性が高い。小型化による仕様の妥協を避ける方向性が見られれば、今後のモデル選びにおいて「サイズ=性能の差」ではなくなる時代が近づいていると言える。

OnePlus Watch 3 Mini誕生の布石となるか

OnePlus Watch 3は現行モデルでサイズ展開がなく、大きすぎると感じる層から改善を望む声が上がっていた。そのなかで注目されるのが、Oppo Watch X2 Miniが「OnePlus Watch 3 Mini」のテンプレートとして流用される可能性である。OnePlusとOppoは2021年以降、開発リソースやソフトウェア設計を共有する戦略的パートナー関係にあり、過去にはほぼ同一仕様の製品をそれぞれのブランドで展開した実績がある。

今回のX2 Miniもその流れにあると見ることは不自然ではなく、特に小型化のニーズを重視する現代のウェアラブル市場において、OnePlusがこのモデルをグローバル展開の足掛かりにする動きが注視されている。既にOnePlus側でも「より小さなWatch 3」の開発に言及しており、Oppo Watch X2 Miniの登場時期や構成がその文脈と一致している点も示唆的だ。

AppleのApple Watch Series 10やSamsungのGalaxy Watch 7、GoogleのPixel Watch 3などが複数サイズを展開しているなか、OnePlusも遅れを取るわけにはいかない。X2 Miniを土台にした新サイズの投入が現実味を帯びることで、ユーザーの選択肢がようやく広がる可能性が見えてきた。ただし、現時点ではOnePlusブランドでの展開は正式に発表されておらず、確定的な情報はまだ存在しない点には注意が必要である。

Source:Digital Trends