Samsungの次期フラッグシップGalaxy S26 Ultraに関するリーク情報が浮上し、カメラ周辺の大幅な刷新が注目を集めている。@SiddhantGeekの投稿によれば、f/1.4〜f/4.0で調整可能な可変絞りが再導入される可能性があり、Xiaomi 14 Ultra同様の精緻な光量制御が期待されている。さらに、従来の10MP望遠を50MPの3.5倍・8倍デュアル構成に置き換える構想も語られており、撮影の柔軟性が大きく変わるかもしれない。

可変絞りが復活すればGalaxyの撮影体験はどう変わるのか

Galaxy S10で一度採用された可変絞りが、最新モデルGalaxy S26 Ultraで再び登場する可能性が浮上している。今回のリークによると、f/1.4からf/4.0までの幅広い絞り値が設定可能とされており、従来のf/1.5とf/2.4の2段階切替よりもはるかに柔軟な制御が実現するかもしれない。絞りを手動で調整できれば、シーンごとの光量や被写界深度を自らコントロールできるため、夜景や逆光など光環境が難しい場面での撮影が格段にしやすくなる。

もしこの仕様が事実であれば、Xiaomi 14 Ultraのように0.01ステップで細かく制御できる構造が求められることになり、メカニカルな精度とUI設計の両面で高い完成度が必要になる。モーター駆動式の絞りが搭載される可能性も示唆されているが、これが実現すればプロ向け機材に近い操作性がスマートフォンで得られることになる。ただし、これまでのSamsungの方針を見る限り、可変絞りが全自動で動作するにとどまる可能性もあり、手動操作の可否は重要な注目点となりそうだ。

50MPのデュアル望遠構成がもたらす撮影スタイルの変化

Galaxy S26 Ultraでは、従来の10MP 3倍望遠カメラが廃止され、代わりに50MPセンサーを使った3.5倍と8倍の2つの望遠レンズが採用されるとの情報がある。焦点距離は最大184mmに及ぶとされ、8倍ズームまでを光学的にカバーすることで、これまでデジタルズーム頼みだった中間領域でも高精細な画質が維持されると期待されている。とりわけ、遠距離撮影だけでなくポートレートや物撮りといった用途にも幅が出る構成だ。

50MPという高解像度の恩恵は単なる画素数の増加にとどまらず、クロップズームやトリミング時でも画質の劣化を抑える点にある。ただし、センサーサイズが小さければノイズの増加や暗所性能の低下にもつながるため、センサーの物理的特性や画質処理エンジンの性能がカギを握る。仮にこの構成が実現すれば、Sシリーズでは初となる本格的なデュアルペリスコープレンズ搭載機として、スマホカメラのズーム性能に新たな基準を打ち立てる存在となるかもしれない。

一度に3つの大型アップグレードは現実的なのか

今回のリーク情報では、可変絞り、3.5倍望遠、8倍望遠という3つの主要なアップグレードが一気に投入される可能性が語られている。しかし、SamsungのこれまでのS Ultraシリーズを振り返ると、技術的な刷新は段階的に進められる傾向が強く、一度にこれだけの改良が実現するのは異例と言える。特に可変絞りのようなメカニカル構造の復活はコストと設計面での負担が大きく、実装のハードルは決して低くない。

また、今回の情報は@SiddhantGeekによるもので、本人も「自分でも信じていない」と述べている通り、情報の信憑性には慎重な姿勢が求められる。Ice Universeのコメントなど補強材料もあるものの、それらも仮定の域を出ていない。期待を煽るには十分な内容だが、すべてが実現するとは限らず、現実的には一部機能の改良にとどまる可能性もある。特に高精細な50MP望遠レンズが1本に集約されるような構成で登場する可能性は、現時点では否定できない。

Source:Tom’s Guide