Samsungの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold 7」では、厚さわずか4.5mmという薄型化と、耐久性向上を狙ったヒンジ改良が注目を集めている。内外のディスプレイも大型化が進み、反射防止処理による視認性の向上も見込まれる。
さらに、200MPの高性能カメラとSnapdragon 8 Elite搭載による処理性能の強化が予想され、写真・動画性能を重視する層にも訴求力が高い。一方、バッテリー容量が据え置きのままである点やSペン非対応の可能性は懸念材料となる。
折りたたみの限界に挑む設計 厚さ4.5mmとヒンジ改良が示す進化

Galaxy Fold 7は、展開時に厚さ4.5mmという驚異的な薄さを実現するとされており、これにより携帯性が大きく向上する見込みである。折りたたみスマートフォンにおいては、薄型化と耐久性の両立が技術的なハードルとされてきたが、今回のリークではヒンジの設計が大幅に見直されており、防塵性の強化や折り目の目立ちにくさが向上する可能性も報じられている。
このヒンジ改良によって、開閉動作のスムーズさが改善されることは、日常的な使用感に直結する。画面に触れるたびに気になる折り目の存在感が薄れることは、折りたたみ端末としての完成度を押し上げる要素となる。さらに、耐久性の向上が事実であれば、従来モデルに懸念されていた長期使用への不安も払拭されるだろう。
ただし、これほどの薄型化が実現されるとなると、内部スペースの制約も大きくなるはずで、他の機能とのトレードオフが発生する可能性は否めない。特に、Sペン非対応の可能性が浮上している点は、まさにその影響の一端とも考えられる。機能の充実と本体のスリム化、そのバランスが今後の評価に大きく影響してきそうだ。
カメラ性能は200MPへ Snapdragon 8 Eliteが支える撮影体験の革新
Galaxy Fold 7には、200MPの高解像度センサーが搭載されるというリークが注目を集めている。これはGalaxy S25 Ultraにも採用が見込まれているセンサーであり、フラッグシップ機と同等の撮影性能を持たせる狙いがうかがえる。さらに、Snapdragon 8 Eliteプロセッサと12GBのRAMという構成によって、画像処理の高速化とAI補正の最適化が可能になると見られている。
こうした高性能化は、単なるスペック競争にとどまらず、実際の使い勝手に直結する。特に動画撮影や低照度での撮影など、従来の折りたたみスマホでは難しかったシーンでも画質を保てるようになる可能性がある。これにより、Foldシリーズがこれまで苦手としてきた”プロ仕様”の撮影領域にも踏み込む余地が生まれてくる。
一方で、カメラ性能の向上はそのまま本体設計にも影響を与えるため、厚みや発熱処理とのバランスも重要となる。200MPという桁違いの解像度が真価を発揮するには、撮影後の処理速度や保存ストレージの設計、さらにバッテリーの消費管理といった周辺要素がどれだけ整えられるかが鍵となる。性能と実用性の折り合いがどこに着地するかが注視されるポイントである。
Sペン非搭載の可能性が示す折りたたみ端末の新たな方向性
Galaxy Fold 7において、Sペンの非対応が有力視されている点は、多くの期待を裏切る要素となり得る。薄型化が最優先された結果、スタイラスペンの収納や使用スペースが確保できなくなった可能性があり、従来モデルでSペンを活用してきたユーザーには大きな変更となる。とくに手書きメモやイラスト、図解といった用途においては、Sペンの有無が使用感に直結するためだ。
その一方で、この選択はサムスンが今後の折りたたみ端末に求める方向性を暗に示しているとも受け取れる。すなわち、ビジネスやクリエイティブ作業よりも、より多くの人にとって扱いやすい軽量・薄型モデルとしての完成度を重視する判断とも読み取れる。これにより、Sペン対応を必要としない層への訴求力が高まる可能性もある。
とはいえ、従来のFoldシリーズを選んできた層にとっては、明確なダウングレードと受け止められるかもしれない。Sペンを必要とするユーザーが今後別ラインへの移行を迫られる可能性も考えられ、端末選びの基準が再構築されるタイミングとなるだろう。技術的な進化とユーザー体験の両立が、改めて問われる場面となりそうだ。
Source:Geeky Gadgets