Vivoの幹部Han Bo Xiao氏が、中国SNS「Weibo」でX200 Ultraの超広角カメラによる静止画サンプルを公開した。この新型カメラは、1/1.28インチの大型センサーに加え、Zeissクラスの光学式手ぶれ補正を搭載するとされ、5000万画素出力が可能なSony製LYT-818センサーが採用される可能性が高い。
同センサーは、35mm換算で14mmの焦点距離となる超広角用に使われ、X200 Ultraのメインカメラにも流用されるとの見方がある。また、比較対象として挙げられたのはDSLRやiPhone 16 Pro Maxで、X200 Ultraのカメラ性能がこれらを凌ぐ可能性を示す内容となっている。
デュアルISP構成など、画像処理面でも先進性が示唆されており、今月後半の正式発表に向けて注目が集まりそうだ。
超広角カメラにZeiss級OISとLYT-818を搭載か Vivo幹部が仕様の一端を示唆

Vivoの幹部Han Bo Xiao氏がWeibo上で公開したサンプルは、X200 Ultraに搭載予定とされる新型超広角カメラの描写力を物語っている。注目すべきは、1/1.28インチの大型光学フォーマットと「Zeiss超高級レベル」と形容された光学式手ぶれ補正(OIS)の存在である。公開された写真では、画面端でも歪みの少ない解像感や明暗差への自然な対応が確認でき、レンズや処理技術の成熟度がうかがえる。
また、カメラにはSony製のLYT-818センサーが採用される可能性が高く、これはネイティブで5000万画素の出力を実現する設計とされる。従来このセンサーは標準カメラ用と見なされてきたが、X200 Ultraでは35mm換算で14mm相当の超広角レンズと組み合わされており、光学性能を広角領域で最大限に活かす狙いが透けて見える。
この仕様により、風景や建築物、室内撮影などでの表現力は一段と高まる可能性がある。ただし、これらの情報は正式な発表前の段階であるため、実機での最終性能は今後の発表を待つ必要がある。
DSLRやiPhone 16 Pro Maxとの比較に見るX200 Ultraの挑戦
Vivo幹部がサンプル画像とともに示したのは、iPhone 16 Pro Maxや一眼レフカメラとの比較である。このアプローチは、X200 Ultraのカメラが一般的なスマートフォンの枠を超えた描写力を持つことを強調する意図があると考えられる。特に、Apple製品が強みとするHDR処理や色再現性の分野においても、X200 Ultraがそれに迫る、もしくは凌ぐ可能性が示唆された点は見逃せない。
iPhone 16 Pro Maxは1,000ドル超の価格帯ながらカメラ性能で高評価を得ているが、X200 Ultraはそれと真っ向から競合しうる構成となっている。LYT-818センサーの活用に加え、VivoはデュアルISP(イメージシグナルプロセッサ)を搭載することで処理能力の底上げも図っている。これは暗所でのノイズ処理や、HDR合成の速度・精度向上につながる設計である可能性がある。
比較画像が公開された意義は、単なるプロモーションにとどまらず、スマートフォンカメラがいよいよ従来の一眼レフ領域へ踏み込み始めていることを印象づけた点にある。X200 Ultraは、スマホカメラという枠組みの再定義を図ろうとしているように見える。
Source:NotebookCheck