SamsungがGalaxy Watch 8 Classicを再登場させるとのリークが注目を集めている。回転ベゼルを備えたデザインの復活は歓迎されているが、Watch 7と比較してもわずか10mAh増にとどまるバッテリー容量や、Proシリーズ廃止の可能性が愛用者の不安を呼んでいる。特にバッテリー持続時間を重視する層にとっては、選択肢が限られる現状に物足りなさが残る。

一方、OnePlusが3日駆動の新モデルを投入する中で、Samsungは依然として40時間程度の稼働を想定しており、技術的な立ち遅れも懸念される。今後ClassicがProの利点を一部でも取り込むかどうかが、製品価値を左右する鍵となりそうだ。

復活するClassicの現実と、Pro不在がもたらす影響

Galaxy Watch 8 Classicが2サイズ展開で登場するとされ、その大きいモデルには435mAhのバッテリーが搭載されるとのリーク情報が出ている。しかし、この数値はWatch 7の44mmモデルと比較してもわずか10mAhの増加にとどまり、実質的な駆動時間の向上は限定的と見られる。Classic系統はこれまで廉価モデルと同容量のバッテリーにとどまっており、今回もバッテリー強化は大きな変化とはならない可能性がある。

一方、過去に一定の支持を得ていたGalaxy Watch 5 Proは、重量や厚みが課題とされながらも、バッテリー持続時間で多くのユーザーを惹きつけていた。現在はそのProシリーズが廃止された形となっており、バッテリー性能重視の選択肢はUltraモデルに限定されている。ただしUltraは650ドルと価格帯が高く、誰もが手を出せる存在ではない。ミッドレンジ層が求める「見た目と中身の両立」を満たすモデルが、現時点では不在であるのが実情だ。

回転ベゼルの魅力と、重量級モデルへの疑問

Galaxy Watch 8 Classicは、Watch 4 Classicや6 Classicと同様に回転式ベゼルのデザインを継承する可能性が高い。タッチ操作が主流となった現在でも、物理操作でスムーズなナビゲーションが可能なこの仕様は、特に視認性や操作性を求めるユーザーにとっては代えがたい魅力がある。加えて、Classicの明るいカラーバリエーションは個性を際立たせやすく、デザイン面でも一定の人気を維持している。

ただし、同じような重量感を持つGalaxy Watch Ultraと比較した際、Classicのバッテリー寿命はおよそ半分に過ぎない。これは日常使いにおいて煩わしさを生む要因となり得る。特に、OnePlus Watch 3がシリコンカーボン技術を採用し、5日間の駆動時間を実現していることを踏まえると、Samsungの40時間駆動では物足りなさが際立つ。重さという代償に対して得られる利点が少ないと感じる場面もありそうだ。

バッテリー寿命の限界と今後の期待値

Samsungが全固体電池の開発に取り組んでいるという情報もあるが、実際にGalaxy Watchに搭載されるのは2027年後半とされており、現行モデルには反映されない見通しである。したがって、今手に入るスマートウォッチにおいてバッテリー寿命を改善するには、筐体サイズやセルの構造など、既存技術内での工夫が求められることになる。

一方で、Proシリーズのようにバッテリーに重きを置いたモデルが一時的にでもラインナップから消えることで、400ドル以下の価格帯で長時間駆動を求める人々の期待がClassicに集中している状況だ。仮にWatch 8 Classicが見た目だけのリフレッシュにとどまり、内部的な改善が乏しいとなれば、落胆は避けられない。現実的な範囲でバッテリー駆動時間が1日でも延びれば、それだけで多くの支持を集める可能性がある。小さな改良でも、大きな価値をもたらす局面にある。

Source:Android Central