Galaxy S25シリーズ専用とされていたAI搭載機能「Now Brief」が、Galaxy S24 UltraやZ Fold 6など旧モデルでも利用可能になる兆しがある。X上のユーザーによる発見により、One UI 7ベータ6の内部設定からNow Brief関連項目が確認され、SamMobileも複数機種で同様の設定を報告した。
正式な発表はないが、4月7日以降に始まるOne UI 7の正式リリースにあわせ、Galaxy S23やTab S10などへの段階的展開が予測される。Now Briefは個別の生活情報を時間帯に応じて表示する機能で、通勤や睡眠準備の支援まで担う。
最新モデルに買い替えずとも体験できる可能性が高まっており、対象端末の所有者にとってはアップデートの時期が注目される。
S24 Ultraに隠されたNow Brief設定 発見された手順と対象機種の広がり

X上で@MEMETCAN88氏が発信した情報によれば、One UI 7ベータ6を搭載したGalaxy S24 Ultraにおいて、AI機能「Now Brief」に関連する設定が確認された。通常のメニューでは表示されていないが、「アクティビティランチャー」と呼ばれるツールを通じてその存在が明らかになった。この手法は開発者や上級ユーザーにとっては一般的なものであり、非公開状態にある新機能の存在を突き止める際に用いられる。
SamMobileによる追加検証では、同様の設定がGalaxy S23シリーズ、Galaxy Z Fold 6、Galaxy Z Flip 6、さらにGalaxy Tab S10と思われる端末でも確認されたという。これにより、Now BriefがS25シリーズ限定ではない可能性が強まった。特にTab S10への搭載が示唆されている点は、スマートフォンとタブレットの垣根を越えた機能展開を期待させる。今後の正式アップデートで広範な端末に解放される流れがあるとしても不自然ではない。
ただし、現時点ではどの端末で実際に機能が有効化されるのかは不明であり、設定が存在するだけでは今後の提供を保証するものではない。サムスンが最終的に対象機種をどこまで広げるかは、実装上の制約やユーザー層への反応次第といえる。
Now Briefがもたらす日常の変化とそのポテンシャル
Now Briefは、ユーザーの一日をパーソナライズし、時間帯ごとに必要な情報をまとめて提供するAI駆動の情報ハブである。朝には天気や睡眠データ、ニュース、交通情報などを表示し、通勤時の渋滞や電車の遅延などに応じてスケジュールの調整を提案する。夜には活動履歴の要約や、翌日の準備を支援する情報が提示され、自然な生活の流れをサポートする設計となっている。
このようなリアルタイムでの情報集約と提案は、スマートフォンが単なる通知ツールから、日常生活を共に歩むアシスタントへと進化していることを象徴している。ロック画面に配置される「Nowバー」も、時間帯や行動履歴に基づいた優先通知を表示することで、ユーザーにとっての“今”を的確に捉える仕組みとなっている。
すでに存在するウィジェットやスケジュールアプリとは異なり、Now Briefは複数の情報源を統合し、その人にとって重要な要素だけを選別・整理する点に特徴がある。従来の操作不要な情報提示がさらに進化しつつあり、今後この機能が他社端末にも影響を与える可能性は否定できない。スマートデバイスの次なる基準を形作る存在として、注目が集まるのは必然といえるだろう。
Source:Tom’s Guide