Samsungが今夏にも投入を予定しているGalaxy Watch 8シリーズに関し、韓国の「SafetyKorea」認証データベースに新型2モデルの存在を示す文書が確認された。Galaxy Watch 8およびGalaxy Watch 8 Classicが該当し、バッテリー容量の一部も明らかになっている。

提出書類により、44mmのGalaxy Watch 8には435mAhのバッテリーが搭載される見込みで、これは現行のGalaxy Watch 7よりわずかに容量が増している。ただし、省電力設計や搭載機能次第では稼働時間は昨年と同等に留まる可能性もある。

Classicモデル復活が示すGalaxy Watchシリーズの方向性

今回のリークで明らかになったGalaxy Watch 8 Classicの存在は、Samsungが昨年見送ったクラシックスタイルを再び重視し始めた兆しとも受け取れる。SafetyKoreaに提出された文書には、Galaxy Watch 8とともにClassicバージョンも記載されており、ファームウェアの内容とも一致している。これにより、2025年に向けてWi-Fi版とLTE版を含む計4モデルが用意されている可能性が高まった。

クラシックモデルは物理回転ベゼルを備えた設計が特徴で、一部の使用者には高い操作性と直感的なUIとして好評だった。今回の復活が事実であれば、そうした支持層の要望に応えた展開と言える。昨年のGalaxy Watch 7ではこのタイプが省かれ、タッチ中心のインターフェースに統一されていたが、それに対する反発や不満の声も一部で聞かれていた。

ただし、今回の文書にはUltraシリーズの情報が含まれておらず、Samsungが2025年はあえてクラシックラインを前面に押し出す戦略を採っている可能性がある。高機能志向のUltraと、伝統的な操作性を好むClassicという棲み分けが進む中で、今回は後者に軸足を置いた選択となりそうだ。

バッテリー容量は微増も、体感的な違いは限定的か

Galaxy Watch 8に搭載されるとされる435mAhのバッテリーは、前モデルGalaxy Watch 7の容量と比較してやや増加している。ただし、Xpertpickの報道ではこの増量は「わずか」と表現されており、日常使用における大幅な駆動時間の向上は期待しづらい。特に新機能やセンサー類の増加により、電力消費が上がる場合には、実際の使用感は従来モデルと大差ない可能性がある。

Samsungはこれまで、バッテリー寿命の目安をおよそ22時間としてきた。仮に新型も同様の数字にとどまる場合、これは単なる数字上の進化であり、連続使用時間や再充電の頻度に対する負担軽減にはつながりにくい。特に、ヘルストラッキングや常時表示機能などを多用する利用者にとっては、実用性の変化を感じにくい設計になりそうだ。

現在のところ、バッテリー情報が確認されているのは44mmの大型モデルのみであり、小型モデルの仕様や駆動時間については不明である。今後の発表で、より効率的な電力制御や新たな省電力モードが採用されるかどうかが注目される。

Source:TechRadar