「OPD2415」の型番を持つOnePlusの新型タブレットがインドのBIS(インド標準局)で認証を取得したことが明らかになった。製品名は「OnePlus Pad 3」または「Pad Pro 2」が有力視されており、Oppoの最新モデル「Pad 4 Pro」をリブランドした製品とされている。
Snapdragon 8 Eliteや最大16GB RAM、3.4K解像度の13.2インチディスプレイなど、予想スペックはいずれもハイエンド仕様。12,140mAhバッテリーと80W急速充電にも対応すると見られ、スペック面ではiPadシリーズを強く意識した構成となる可能性がある。
Appleが新型iPadを投入した直後というタイミングも相まって、Androidタブレット市場の競争が一段と活発化する兆しがある。
OnePlus Padの新モデルがBIS認証を通過 リリースは目前か

インドのBIS(インド標準局)で発見された型番「OPD2415」の新型タブレットは、OnePlusがまもなく発表すると噂されているモデルである。製品名としては「OnePlus Pad 3」または「OnePlus Pad Pro 2」が想定されており、2024年4月10日発表予定の「Oppo Pad 4 Pro」のリブランドと見られている。過去にもOnePlus Pad 2がOppo Pad 3 Proの仕様を踏襲していたことから、この流れを継続する可能性が高い。
現時点では正式発表は行われていないものの、BIS認証を取得していることから、少なくともインド市場ではリリースが間近と判断できる。BISはインド国内での製品流通に不可欠な認証であり、取得済みであるという事実は物理的な製造と供給がすでに進行していることを示唆する。SamsungやAppleが新モデルを続々投入する中で、OnePlusも本格的にハイエンドタブレット市場に攻勢をかける形になる。
ユーザーとしては、価格帯やアクセサリ対応の有無など発表時に明かされる追加情報にも注目が集まる。特にOppoとの仕様共有があるならば、専用スタイラスやキーボードの互換性といった実用面での連携も無視できない要素となる。
Snapdragon 8 Eliteや3.4Kディスプレイ 予想スペックが示す実力
未発表のOnePlusタブレットは、Snapdragon 8 Eliteを搭載するとされ、性能面で現行のAndroidタブレットを凌駕する可能性がある。最大16GBのRAMや512GBストレージ、3.4K解像度に対応する13.2インチディスプレイは、モバイル端末としては異例の構成であり、動画視聴からマルチタスク作業まで幅広い用途に対応し得る構成である。
さらに、12,140mAhの大容量バッテリーに加えて80Wの急速充電対応という仕様は、外出先でもストレスなく使い続けられる点において大きな魅力となる。これらの情報は公式には未確認ではあるが、Oppo Pad 4 Proのスペックを引き継ぐと仮定するならば、十分に現実的な構成といえる。
一方で、スペックが高い分、価格もプレミアム帯になる可能性がある。AppleのiPad ProシリーズやSamsung Galaxy Tab Sシリーズと正面から競合する形になる場合、OSによるソフトウェア体験やエコシステムの完成度が勝負の鍵を握ることになるだろう。ハードウェアだけでなく、UIの最適化やアプリとの連携精度も今後の評価ポイントとなる。
Source:T3