OnePlusが中国市場で新たに「SuperVOOC 150W Super Core Super Flash Charge Power Bank 20000」を発表した。本製品は最大150W出力とされ、USB-Cポート、USB-Aポート、そしてL字型コネクタを備えた内蔵USB-Cケーブルの3系統で、同時に3台までのデバイス充電に対応する点が特徴である。容量は名前から20,000mAhと推測され、発売日は4月24日。Weibo上でのティザー公開やOppo Mallなどでの予約受付が既に始まっており、メタリックな筐体と持ち運びを意識した構造も注目されている。

高出力を活かしたノートPCなどへの充電可能性や、L字型ケーブルによる取り回しの良さが日常利用の利便性を高めるかもしれない。ただし、各ポートの個別出力や正確なサイズ・価格などは未発表であり、今後の正式発表により実用面での詳細が明らかになることが期待される。

最大150W出力と3台同時充電に対応するOnePlusの新型パワーバンク

OnePlusが発表した「SuperVOOC 150W Super Core Super Flash Charge Power Bank 20000」は、USB-Cポート、USB-Aポート、内蔵のL字型USB-Cケーブルという3系統の出力を備え、最大3台のデバイスを同時に充電可能な設計となっている。製品名からは最大150Wの出力と20,000mAhの大容量を連想させ、ハイパワーと長時間駆動の両立を狙った仕様であることが読み取れる。ケーブルは赤色で、筐体側面にスマートに収納できる設計が施されており、携帯性と利便性の両立を図った構造となっている。

予約は既に中国国内のOppo MallやJD.comで開始されており、正式な発売日は4月24日とされている。現時点で各出力ポートごとの詳細な電力供給仕様は公表されていないが、OnePlusが掲げるSuperVOOCのブランド力から、急速充電性能に対する信頼性は高い。150W級の出力が現実的に活用されるのはノートPCやタブレットといった高出力を必要とするデバイスであり、スマートフォン単体ではその恩恵を最大限に活かす機会は限定的となる可能性もある。

L字型ケーブル内蔵デザインがもたらす携行性と取り回しの向上

この製品の大きな特長の一つが、筐体に内蔵されたL字型コネクタ付きUSB-Cケーブルの存在である。従来のパワーバンクでは、ケーブルを別途持ち運ぶ必要がある点が煩わしさの一因だったが、本製品ではケーブルを本体に格納できるため、持ち運びの手間が軽減される。しかもL字型の構造は、スマートフォンやタブレットを手に持って操作しながらの充電時に、ケーブルが横から自然に流れるため手元の煩わしさを減らせる。

このような構造はゲームプレイや動画視聴といったシーンでもケーブルが干渉しにくく、実用的な恩恵が期待される。一方で、内蔵ケーブルは断線時の交換が難しい可能性がある点には注意が必要である。また、製品ページにはパワーバンクの寸法やケーブル長に関する情報は記載されていないため、実際の使い勝手に関しては発売後の実機レビューやユーザーの使用報告を待つ必要がある。デザインのスマートさと携行性の高さをアピールしつつも、実用性とのバランスがどこまで確保されているかが注目される。

Source:NotebookCheck