ソニーの次期フラッグシップモデル「Xperia 1 VII」の実機画像が台湾のNCC認証により初めて公開された。カラーはブラック、ネイビーグリーン、パープルの3色展開が確認され、来月にも正式発表される見通しである。

デザインはフラットな前面・背面と角の丸みを持ち、背面左上にはトリプルカメラが縦配置されている。右側面には物理シャッターボタンが搭載され、3.5mmオーディオジャックも健在である。

搭載チップセットはSnapdragon 8 Eliteと見られ、6.5インチディスプレイや強化された望遠・超広角カメラの噂も浮上しているが、詳細仕様は正式発表を待つ必要がある。

Xperia 1 VIIの実機画像から判明したデザインと仕様の特徴

ソニーの新型フラッグシップ「Xperia 1 VII」の実機画像が、台湾NCC認証リストにより公開された。確認できる画像では、前面・背面ともにフラットなデザインを採用し、角には適度な丸みを持たせた造形が見受けられる。背面左上にはトリプルカメラが縦に並び、同一モジュール内に収められている点も特徴である。

カメラシャッターボタンを含む物理ボタン類はすべて右側面に配置されており、上部には3.5mmオーディオジャックも搭載されている。筐体カラーはブラック、ネイビーグリーン、パープルの3色が確認され、正式な色名が異なる可能性を残しつつも、このラインナップが中心となるとみられる。

これらの仕様からは、近年のXperiaシリーズが培ってきたスタイルを大きく崩すことなく、細部を磨き上げるアプローチが続いていることがうかがえる。特に物理シャッターボタンやイヤホンジャックの継続搭載は、堅実な使い勝手を重視する層にとって大きな安心材料となるだろう。

Snapdragon 8 Elite搭載とされる新モデルに期待される進化

「Xperia 1 VII」には、クアルコムの最新プロセッサ「Snapdragon 8 Elite」が搭載される見込みとなっている。現行のSnapdragon 8 Gen 3に対し、さらにパフォーマンスと電力効率を高めた設計が施されているとされ、高負荷なゲームプレイや動画編集用途でも快適な動作が期待できる。

ディスプレイは前モデル同様、6.5インチサイズを維持すると見られており、ソニー独自の4K OLEDパネルが引き続き採用される可能性が高い。さらに、望遠カメラと超広角カメラについても大型化や高性能化が噂されており、カメラ機能全体の底上げが図られる可能性がある。

ただし、これらの情報はいずれも公式発表前の段階であり、実際の仕様が異なる可能性は排除できない。それでも、ソニーがハイエンド志向を貫きつつ、着実な性能向上を目指している姿勢は、今回のリークからも十分に読み取れる。

Source:Android Headlines