Samsungが今後リリース予定のOne UI 8で、標準ブラウザ「Samsung Internet」の大幅なデザイン刷新に取り組んでいることが判明した。背景画像のカスタマイズ機能が新たに導入され、黒一色だった画面が個別に設定できるスタイルへと進化する見込みである。
加えて、UI全体に余白が増え、従来よりも軽快で洗練されたビジュアルが特徴となる。最近アクセスしたサイトを一覧表示できるカルーセルや、テーマカラーに応じた色付けが施された新しいポップアップメニューも搭載されるとされる。
One UI 8で刷新されるSamsung Internetの新機能とは

Samsungは次期OSアップデートOne UI 8において、標準ブラウザ「Samsung Internet」のデザインを大幅に刷新する計画である。従来の黒一色だったブラウザ背景は、ユーザーが自由に画像を設定できるカスタマイズ可能なスタイルへと進化する。さらに、インターフェース全体の余白が拡大され、圧迫感のないすっきりとしたデザインに見直される。背景変更に加え、最近アクセスしたサイトをまとめて表示できるカルーセル機能も追加される予定だ。
メニュー周りにも改良が加えられており、三本線のアイコンをタップすると、テーマカラーに合わせた円形ボタンとアイコンのグリッドがポップアップ表示される。この新メニューにより、よく使う機能へのアクセス性が向上し、操作の流れもスムーズになることが期待される。なお、これらの変更はまだ初期ビルド段階であり、最終リリース時にはさらに調整が施される可能性があるとされる。
背景画像のカスタマイズ機能がもたらす可能性
Samsung Internetに導入される背景画像のカスタマイズ機能は、単なる見た目の変化に留まらず、ブラウザ利用体験そのものに影響を与える可能性がある。従来、ブラウジング画面の背景は没個性的な黒一色だったが、好みの画像を設定できることで、使用感にパーソナルな快適さを加えることができるようになる。日常的にブラウザを使用する中で、視覚的な心地よさは集中力やリラックス効果にもつながると考えられる。
また、デバイスごとに異なるテーマを適用しているユーザーにとって、背景画像を自由に設定できる機能は、端末全体の統一感を高める助けとなる可能性がある。一方で、背景に設定する画像によっては視認性が損なわれるリスクも考慮する必要がある。Samsungが今後、背景設定に対して適切な制御機能やガイドラインを設けるかどうかにも注目したいところだ。
Source:SamMobile