Samsungは2025年のGalaxy Tri-Fold投入を示唆しており、四半期決算説明でその方針が明らかになった。加えて、Galaxy S25 FEはAndroid 16ベースのOne UI 8とExynos 2400eを搭載し、年内に登場予定とされる。Galaxy Z Flip 7は初の自社製Exynos 2500チップ採用で、10コアCPUやXclipse GPU、3nmプロセスによる製造が注目点だ。

さらに、Galaxy S25 Edgeは12MPセルフィーカメラ、セラミック素材の採用、5月13日の韓国発表が予定され、耐久性と薄型化を両立する仕様となる。Galaxy Z Flip 7はスリムデザイン、大容量4300mAhバッテリー、4インチ外部ディスプレイ、Snapdragon 8 Elite搭載とされ、今後の展開に期待が高まる。

Galaxy S25 FEはExynos 2400e搭載で登場か パフォーマンスとソフト面の進化に期待

Galaxy S25 FEは、SamsungがAndroid 16ベースのOne UI 8をプリインストールし、Exynos 2400eチップを搭載するモデルとして今年後半に登場する見込みである。モデル番号SM-S731Bで開発が進むこの機種は、先代のS24 FEからさらにパフォーマンスやバッテリー寿命、ディスプレイ品質、ソフトウェアサポートが向上することが期待されている。特にS24 FEは優れた改良を遂げており、後継機の完成度が注目を集めるのは自然な流れだろう。

一方で、Exynos 2400eがもたらす処理能力や電力効率には期待と不安が入り混じっている。Snapdragon搭載モデルと比較した際の差異は今後の実機レビューで明らかになるだろうが、ソフトウェア面での最適化がカギになると考えられる。また、Samsungが独自チップを押し出す背景には、コスト削減や供給網の安定化といった要素が影響している可能性も否定できない。

Galaxy Z Flip 7は自社製Exynos 2500で進化 スリム化と高性能化を同時実現

Galaxy Z Flip 7は、Samsung初となる自社製Exynos 2500チップを搭載するフォルダブルモデルとして登場予定で、10コアCPUとXclipse GPUを備える。3nmプロセスで製造されるこのチップは、性能向上とコスト削減の両立を狙ったものであり、Samsungの新たな挑戦を象徴するものといえる。加えて、4300mAhの大容量バッテリーや4インチの拡張された外部ディスプレイ、Snapdragon 8 Elite、50MPメインカメラ、12MP超広角カメラといった構成も噂され、従来のZ Flipシリーズとは一線を画す仕様になるとされる。

ただし、自社製チップの採用は市場で賛否を呼ぶ可能性がある。性能や互換性の面でこれまでのSnapdragon搭載機に比べてどう評価されるかは、実際の使用感に左右されるだろう。また、バッテリー容量やカメラ構成の向上が、折りたたみスマートフォンの課題であった薄型化や重量増加の問題にどう折り合いをつけるかが今後の注目点となる。

Galaxy S25 Edgeはセラミック素材で高耐久化 5月13日発表予定

Galaxy S25 Edgeは、12MPセルフィーカメラ、デュアルリアカメラ、2つのマイク、USB Type-Cポートを備えるほか、ガラスではなくセラミック素材を採用することで耐久性を高めつつ、薄型化を図った仕様になる。5月13日に韓国で発表予定とされており、S25 Ultraと近い仕様を持つ点も特徴だ。セラミック素材は従来モデルとの差別化要素として注目され、落下耐性や傷耐性の面でユーザーに新たな安心感を提供するだろう。

一方、セラミック素材の採用によって重量増やコスト増が懸念される可能性がある。また、12MPのセルフィーカメラという選択は、現在のハイエンド機の中では控えめなスペックとも受け取られかねない。こうしたスペックの選択がどのようなユーザー層に響くのか、今後の市場反応が注目されるところだ。

Source：Sammy Fans