ソニーは5月13日にXperia 1 VIIを発表すると正式に予告し、これまで未搭載だった「Alpha」ブランドをカメラに導入することを明らかにしている。YouTubeのティザー動画ではAlphaカメラの存在が強調され、次期フラッグシップが写真撮影を重視することが示唆された。リーク情報によると、Xperia 1 VIIは48MPのメインカメラに加え、70-200mm望遠カメラや12MPの超広角カメラを備え、Xperia 1 VIからの改良点として望遠の焦点距離が拡大する可能性がある。

さらにSnapdragon 8 Elite、4K・120Hzディスプレイ、最大16GB RAMなどのハイエンド仕様も報じられており、シリーズ史上最強スペックが期待される一方、価格の高さも注目点となりそうだ。

Xperia 1 VIIが初めて搭載するAlpha技術 進化するカメラ仕様の全貌

Xperia 1 VIIは、5月13日の発表に向けて大きな注目を集めている。最大の特徴は、ソニーがこれまでXperiaシリーズに採用してこなかった「Alpha」ブランドのカメラ技術を初めて搭載する点だ。ティザー動画では、Alphaカメラが映し出された直後に、次期Xperiaが撮影に使われる場面が強調されており、写真撮影性能を前面に押し出している。リーク情報によると、48MPのメインカメラは光学式手ブレ補正を備え、70-200mmの焦点距離を持つ12MP望遠カメラ、さらに12MPの超広角カメラが搭載される見込みだ。

特に望遠カメラの焦点距離は、前モデルの85-170mmから拡大される可能性があり、ズーム撮影の柔軟性が高まることが予想される。また、前モデルで課題とされた夜間撮影やダイナミックレンジも改良される期待が高まっている。Alphaブランドの投入は、ソニーのカメラ事業とモバイル事業の融合を象徴する動きともいえ、これまでとは一線を画すカメラ体験を目指している印象を受ける。

ハード仕様も大幅刷新 Snapdragon 8 Eliteと4Kディスプレイのインパクト

Xperia 1 VIIはカメラ性能だけでなく、ハードウェア面でも現行モデルから大幅なアップグレードが施されるとされる。報道によれば、Snapdragon 8 Eliteチップセットを搭載し、パフォーマンスの向上が図られる見通しだ。さらに、4K解像度かつ120Hz駆動のディスプレイを備え、映像体験においても他のハイエンド機種を凌駕する仕様が予想される。メモリは最大16GB、ストレージは最大512GBに対応し、少なくとも5,000mAhのバッテリー容量が確保されるという。

これらの情報が正確であれば、処理速度、表示品質、バッテリー持続時間のすべてが現行モデル以上となり、日常の使い勝手においても満足度が高まるはずだ。ただし、これだけのスペックを実現することで、本体価格が現行の£1,299 / AU$1,899を上回ることは避けられないと見られる。性能の高さと価格のバランスが、注目すべきポイントとなりそうだ。

Source:TechRadar