サムスンはGalaxy S25 Edgeを5月12日のバーチャルUnpackedで発表すると正式に予告した。直後に流出したマーケティング画像では、厚さ5.8mmの極薄設計とほぼベゼルレスの6.7インチDynamic AMOLEDが強調され、Titanium Jetblackなど3色が確認できる。

200MPカメラやSnapdragon 8 Elite搭載も見どころで、同時発表される純正ケースは本体の薄さを損なわない設計だ。AppleのiPhone 17 Airに正面から挑む形で、デザイン性と性能の両立が期待される一方、薄型設計ゆえのバッテリー持続時間が焦点となりそうだ。

史上最薄のGalaxy S25 Edgeが提示する新たなスマートフォン設計の方向性

Galaxy S25 Edgeは、厚さわずか5.8mmという驚異的な薄型設計と、ほぼベゼルレスの6.7インチDynamic AMOLEDディスプレイを特徴としており、これまでのGalaxy Sシリーズを大きく刷新する構成となっている。Snapdragon 8 Elite for Galaxyチップや12GB LPDDR5X RAM、256GB UFS 4.0ストレージなど、内部仕様も最新鋭で、200MPのメインカメラと12MPの超広角カメラというシンプルなデュアル構成が確認されている。さらにTitanium Jetblack、Titanium Silver、Titanium Icyblueという3色展開で、見た目の高級感も打ち出している。純正ケースもソフトシリコン、フェイクレザー、クリアシェルが用意され、薄さを損なわない仕上がりが強調されている。

超薄型設計によりポケットへの収まりや持ちやすさは向上するが、3900mAhというバッテリー容量は現在の大型スマートフォンと比較して控えめな水準に留まる。この点は、iPhone 17 Airなど薄型競合機と並べて評価されるだろう。高解像度センサーや高リフレッシュレートディスプレイなど、電力消費が大きい要素が多い中で、実使用時の持続性が注目される。薄さと性能の両立というテーマは、2025年型スマートフォン市場でひとつの大きな軸となりそうだ。

ケースも進化 純正アクセサリーが支える極薄デザインの完成度

今回のリークでは、Galaxy S25 Edge専用の純正アクセサリーとして、Samsung Siliconeケース、フェイクレザーの「Kindsuit」ケース、そしてクリアケースが紹介されている。これらはすべて端末の薄さを最大限活かすデザインで、見た目にも一体感があり、装着時も厚みがほとんど増さないことが示唆されている。また、反射防止スクリーンプロテクターも同時発売予定とされており、ディスプレイの視認性を損なわず保護できるよう考慮されている。

サムスンはアクセサリー開発にも力を入れ、単なる保護だけでなく、端末の美観と機能性を両立させることを目指していることが読み取れる。ケースの素材選択やフィット感を重視することで、薄型ボディが持つデリケートさを補う狙いが見える。薄型デバイスにありがちな取り扱い時の不安感を軽減し、持続的な使用にも耐えられる作り込みが求められるため、これらのアクセサリーが実際の使い勝手にどこまで貢献できるかが鍵になるだろう。

Source:PhoneArena