Samsungが5月に正式発表予定の新型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」の詳細が、英小売業者Argos UKによって誤って公開された。今回のリークでは、Snapdragon 8 Elite for Galaxyチップセットや12GBメモリ、200MPカメラなどの主要スペックとともに、価格が税込£1,099(約20万円)になることが明らかとなった。
この価格は、同ストレージ容量のS25 Ultraと同水準でありながら、厚さ5.8mmの超薄型筐体や6.7インチQHD+ AMOLEDディスプレイといった差別化要素を持つ。なお、バッテリーは3,900mAhで25Wの有線充電に対応。OSはAndroid 15ベースのOne UI 7を搭載する予定で、リストはすでに削除されたが、複数の情報源が内容を保存している。
販売開始は現地時間で明日とされており、正式発表前に仕様と価格が公開されるのは異例であり注目が集まっている。
英国小売業者がGalaxy S25 Edgeの販売情報を誤掲載 スペックと価格が正式発表前に明らかに

Samsungが翌日に正式発表を控える「Galaxy S25 Edge」について、イギリスの大手小売業者Argos UKが先行して詳細情報を掲載していたことが判明した。該当ページはすでに削除されたものの、価格や仕様のスクリーンショットが複数の情報源によって保存されており、広く共有されている。価格は256GBモデルで£1,099(約20万円)とされており、同容量のGalaxy S25 Ultraと並ぶ水準に設定されている。さらに、Snapdragon 8 Elite for Galaxyチップセット、12GB RAM、200MPのメインカメラを搭載し、6.7インチの高解像度AMOLEDディスプレイも備えることが確認されている。
この構成は、厚さ5.8mm、重量162gという軽量薄型設計に収まっており、携帯性とパフォーマンスの両立を目指す仕様と考えられる。また、3,900mAhバッテリーと25Wの有線充電に対応する点も、日常利用における実用性を重視した設計といえる。現段階で販売開始は明日とされているが、公式発表前にこれほど詳細が明かされるのは珍しく、製品発表のサプライズ性は薄れたといえる。一方で、消費者にとっては購入判断を早める材料が揃った形でもある。
S25 Edgeの価格設定に見る位置づけ 上位モデルとの棲み分けが浮き彫りに
Galaxy S25 Edgeは、同じ256GB構成のS25 Ultraと同価格の£1,099に設定されているが、スペック構成や筐体設計は明確に差別化されている。特に、5.8mmという厚さと162gの軽量設計はUltraモデルには見られない特徴であり、より持ちやすさや薄さを重視する層をターゲットにしているとみられる。カメラ構成は200MPのメイン、12MPの超広角、12MPのフロントという構成で、Ultraのような望遠重視とは異なる実用性を意識した仕上がりとなっている。
また、S25 Plusとの価格差は£100であり、Edgeモデルがその中間に位置する戦略的ラインナップであることも読み取れる。Snapdragon 8 Elite for Galaxyや12GB RAMの搭載は、性能面での妥協がないことを示しており、薄型軽量でありながらパフォーマンスも重視するニーズに応える構成といえる。ただし、バッテリー容量は3,900mAhにとどまり、使用スタイルによっては稼働時間に影響が出る可能性もある。機能バランスをどのように評価するかが、購入判断の分かれ目となりそうだ。
Source:NotebookCheck