Samsungが7月に発表予定のGalaxy Watch8およびGalaxy Watch8 Classicに関する新たなリークにより、各モデルのバッテリー容量が明らかになった。40mmモデルは318mAh、44mmモデルは426mAh、Classicモデルは435mAhとされており、いずれも定格容量で前世代と比較してわずかな増加にとどまっている。例えば、Galaxy Watch7の44mmモデルは425mAhであったため、実質的な差は極めて小さい。
わずかな増量にとどまるGalaxy Watch8のバッテリー仕様

Galaxy Watch8シリーズに関する最新リークによると、バッテリー容量は前世代から微増にとどまるようだ。40mmモデルは318mAh(定格325mAh)、44mmモデルは426mAh(定格435mAh)とされ、いずれも前モデルの300mAhおよび425mAhからの小幅な上昇にすぎない。さらに、Galaxy Watch8 ClassicのBluetooth版とされるSM-L500は435mAh(定格450mAh)を搭載する見込みで、こちらもWatch6 Classicの425mAhからの控えめな強化となっている。
この情報は、SammyGuruが認証サイトから入手したもので、各モデルの型番も明らかになっている。BluetoothとLTEモデルの両方が用意され、Classicモデルは回転式ダイヤルを引き続き採用するとみられる点も注目される。正式発表前であるため最終仕様は不明だが、現時点の情報ではバッテリー性能に劇的な進化は見込めない。
この増加幅が実用面でどの程度の差を生むかは、OSの最適化や消費電力の見直しによるところも大きい。単純な数値上の増加では体感できる違いは生まれにくく、利便性向上を期待するには他の機能面での改良に注目する必要がありそうだ。
プロモデルとの差別化は限定的か
Galaxy Watch8シリーズのバッテリー容量が明らかになったことで、上位モデルであるGalaxy Watch5 ProやUltraラインとの差別化も見えつつある。Watch8 Classicのバッテリー容量は435mAhで、Watch5 Proの590mAhとは依然として大きな差がある。バッテリー持続時間を重視する層にとっては、依然としてProシリーズが魅力的な選択肢であり続ける可能性が高い。
また、Watch8のラインアップではサイズごとの差異も明確になっており、40mmモデルと44mmモデルでは100mAh以上の開きがある。小型モデルに関心のあるユーザーにとっては、この差が使い勝手に直結する可能性もあるため、購入時の判断材料になるだろう。ただし、回転式ダイヤルの復活と見られるClassicモデルの存在は、操作性重視の層にとって一定の訴求力を持つ構成となっている。
全体として、今回のリーク内容から判断すると、Galaxy Watch8シリーズは大幅な方向転換ではなく、現行モデルの設計を踏襲しつつ微調整が施された印象が強い。新機種としての魅力を問われる場面では、バッテリー以外の機能やデザイン刷新の有無が焦点になりそうだ。
Source:NotebookCheck