Appleが2026年に投入予定とされる「iPhone 18」で、Face IDをディスプレイ下に埋め込む設計に移行する可能性が浮上した。著名リーカーDigital Chat Stationによると、今後3世代にわたるiPhoneの外観刷新計画が進行中で、2025年の「iPhone 17」では大型長方形カメラモジュール、2027年にはノッチ完全廃止の「iPhone 19」が登場する見通しだ。

これまで長く続いたスクエア型カメラハウジングやノッチデザインが段階的に姿を消すとされる今回の計画は、Appleのデザイン戦略における大きな転換点となりうる。Face IDとカメラの完全な画面内統合が実現すれば、iPhoneは外観の一体感を高める方向に進むことになるだろう。

2025年モデルは背面カメラが一新 iPhone 17に長方形モジュール導入か

Appleが2025年に発表するとされる「iPhone 17」では、従来のProシリーズで定番となっていたスクエア型のカメラハウジングが刷新され、大型の長方形モジュールが採用される見込みである。情報源は中国の著名リーカーDigital Chat Stationによるもので、次世代iPhoneの外観に関する具体的な変更点が浮かび上がった。これまで複数世代にわたり採用されてきた角張ったカメラユニットは、Appleのデザインアイデンティティの一部として長く機能してきたため、今回の変化は一定の注目を集めるだろう。

ただし、この新デザインがすべてのモデルに適用されるのか、Proラインに限定されるのかは不明である。例年の傾向を踏まえると、まずはハイエンドモデルに導入され、反応を見たうえで下位モデルへ段階的に広がる可能性がある。長方形カメラへの移行は、見た目の刷新だけでなく、センサーサイズやレンズ配置の自由度を高める意図も考えられる。視認性と存在感を高める方向に進化することで、カメラ性能だけでなく外観からも差別化が図られる可能性がある。

2026年はFace IDが画面下に iPhone 18のフロントデザインが劇的変化へ

2026年登場とされる「iPhone 18」では、フロントフェイスの大幅な刷新が予定されている。リークによると、Appleはノッチの代わりにパンチホール型セルフィーカメラを採用し、Face IDセンサーをディスプレイ下に内蔵する技術を導入する計画である。これにより、現在のDynamic Islandやノッチといった視覚的な切り欠きは不要となり、表示領域の一体感が大幅に向上する見込みだ。

Appleは長年にわたりノッチデザインを維持してきたが、Android勢の多くがパンチホールやアンダーディスプレイ技術に移行する中、同社もついに新しい表示技術に踏み切る可能性がある。ただし、画面下センサーは明るさや認証精度の点で課題も多く、Appleがこの方式に踏み切るためには、信頼性を最優先する姿勢と独自の技術的解決策が前提になるだろう。デザイン上の進化と実用性のバランスがどう取られるのかが、注目すべき点となる。

2027年のiPhone 19はノッチ完全撤廃へ 真のオールスクリーン実現なるか

2027年に予定されている「iPhone 19」では、Appleが長年追求してきた完全なフルスクリーン設計が現実味を帯びてきた。今回のリークでは、フロントカメラとFace IDの双方が完全にディスプレイ下に配置されるとされ、画面上から一切の視覚的な干渉要素が消える可能性がある。ノッチやパンチホールといった設計上の妥協点が取り除かれることで、視覚体験における没入感がこれまでにないレベルに達するかもしれない。

ただし、この構成を実現するには、カメラの画質確保やセンサーの動作安定性といった複数の技術的課題を克服する必要がある。とくにディスプレイ下カメラは、透過性や色再現に影響を及ぼすため、通常の画質と同等のパフォーマンスを維持できるかが鍵となる。Appleが目指すフルスクリーンの完成形には、単なるデザイン変更ではなく、ユーザー体験全体を変えるだけの完成度が求められるだろう。

Source:Notebookcheck