ボスアーキテクト株式会社は、フリーランスエンジニアの月額平均受注単価が66万円だと発表した。エンジニアスタイル東京に掲載の10万以上のデータ参照し、2022年9月の平均単価を算出したものだ。

なお、2022年9月に掲載された案件の最高単価は320万円、同最低単価は10万円だった。

同社はフリーランスエンジニアに向けたIT求人案件サイト「エンジニアスタイル東京」を運営している。

出典元:エンジニアスタイル東京調べ

国内最大級の求人プラットホームでデータを集計

エンジニアスタイル東京は、国内最大級のフリーランスエンジニア向け求人案件サイトとして、各フリーランスエンジニアに合った求人案件、フリーランスエージェントの選び方をサポートしている。2022年9月の掲載件数は178,151件(9月29日時点)だった。

月額受注平均単価が66万円だったことに加え、職種別や言語別のデータも公開している。

職種別単価トップはWebエンジニアとAIエンジニア

出典元:エンジニアスタイル東京調べ

フリーランスエンジニアの職種別単価では、WebエンジニアとAIエンジニアがトップだった。ITフリーランス全般でみると、IT関連分野全般に関わるITコンサルタントや、事業戦略や事業計画の段階から参画するITストラテジストなど、上流工程に関わる職種が高い単価を実現している。

プログラミング言語別単価トップはRust

出典元:エンジニアスタイル東京調べ

Rustは、案件数は全言語のうち約7%と少ないものの、プログラミング言語別の単価トップだった。2位はElixir、3位はScala、R言語、Erlangとなっている。

1位のRustは、比較的新しいプログラミング言語で、不正なデータアクセスをコンパイル時に防げることが特徴だ。

職種別掲載件数トップはサーバーエンジニア

出典元:エンジニアスタイル東京調べ

掲載件数でトップに立ったのはサーバーエンジニアだった。サーバーの構築や保守管理などはITシステムに必要不可欠であるため、サーバーエンジニアの需要は、引き続き高い状態が続くと同社は予想している。

会社概要:ボスアーキテクト株式会社

  • 会社名:ボスアーキテクト株式会社
  • 会社解説:ビックデータ・AI(人工知能)を中心としたテクノロジーを活用し、多種多様な業界のお客様のビジネスを最適化する事業を展開する企業
  • 設立年月:2018年10月
  • URL: https://bossarchitect.co.jp/index.html