即戦力人材に特化した転職サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチは、ビズリーチ会員を対象にアンケートを実施。年収が750万円以上である会員のアンケート結果を発表した。調査期間は2022年9月26日~2022年10月2日で、アンケートの有効回答数は489。アンケート結果の発表により、副業・兼業へ関心が高まりや、実際に副業・兼業をする人が増えていることがわかった。

現在の状況についての調査結果

出典:株式会社ビズリーチ

「現在、副業・兼業を行っている」は17.6%、「現在は行っていないが、今後始めたい」は58.9%という結果で、副業・兼業を考えていない人は23.5%にとどまった。

調査結果から、多くのビジネスパーソンが副業・兼業に興味を持っていることがわかる。年代別では30代が最も多く、40代がそれに続く。

興味・関心についての調査結果

出典:株式会社ビズリーチ

副業・兼業に興味がある人を対象にした直近1年での興味・関心の変化に関するアンケート結果からは、興味・関心はここ1年で急激に高まっていることがわかる。「興味・関心が高くなった」は43.5%、「引き続き興味・関心がある」は54.3%だった。

副業・兼業に興味・関心を持つようになった理由

興味・関心を持つようになった理由としては、現職の将来性への不安やコロナ禍の影響、社会情勢の不安定化と経済環境が激変していくことへの対応などと回答があった。

特定の会社に依存せず自立が必要な社会になるとの理由もあり、「将来の予測が困難な状態」といわれる現代において、自身のキャリア形成のために行動を起こそうとするビジネスパーソンが増えていることがうかがえる。

報酬と同程度に仕事内容を重視する傾向

出典:株式会社ビズリーチ

「仕事内容」と「報酬」については、「同程度重要」が最多の48.4%。「報酬よりも仕事内容を重視」と答えた人は42.2%にも上った。

年収750万円以上のビジネスパーソンが副業・兼業を行う上で重視するのは、自分自身のキャリア形成やスキルアップにつながる仕事内容であるかどうかであることが見て取れる。

出典:株式会社ビズリーチ

副業・兼業を行っている、または始めたい理由を尋ねた質問に対する回答でも、「仕事の幅を広げたい」、「企業に依存しないキャリアを築きたい」などが多く、この回答からも自身のキャリア形成への意識の高さがうかがえる。

会社概要

  • 会社名:株式会社ビズリーチ
  • 会社解説:即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」などを運営
  • 設立年月:2007年8月
  • 事業概要:インターネットを活用したサービス事業
  • 即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」/人材管理クラウド「HRMOSタレントマネジメント」/採用管理クラウド「HRMOS採用」/クラウド勤怠管理システム「HRMOS勤怠」/経費精算クラウド「eKeihi」/挑戦する20代の転職サイト「キャリトレ」/OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」
  • URL:https://www.bizreach.co.jp/