株式会社イールドマーケティング(東京都・葛飾区)が運営するWebマーケティング情報メディア「イールドマーケのデジマブログ」が、フリーランスとして働くWebマーケターの年収や働き方の実態調査を実施した。
社会のDX化でWebマーケターの需要が増えている昨今、働き方の多様化でフリーランスWebマーケターとして独立を考える人もいる。
今回の調査はフリーランスWebマーケターを目指す人の指針になるように、また柔軟な働き方を推進することを目的としている。
対象となったのは、全国20代~60代のフリーランスWebマーケター300人。詳細は下記のとおり。
■調査回答者の属性
性別:男性66.6% 女性33.4%
年代:20代 25% 30代 40% 40代 28% 50代 5% 60代 1%
年代性別:20代男性:14% 20代女性:12% 30代男性:26% 30代女性:14% 40代男性:22% 40代女性:6% 50代男性:4% 50代女性:1% 60代男性:1% 60代女性:0%
婚姻状態:未婚55% 既婚(離死別含む)45%
Webマーケターにクリエイティブスキルは必須
まずフリーランスWebマーケターの職種として一番多かったのが、デジタルマーケティング職で21%、次いでSEOマーケティングが17%、動画マーケティング職が15%という結果になった。Webマーケターとして活躍するには、動画、SEOなどのクリエイティブなスキルを磨くことが必須かもしれない。
必ずしも高年収は期待できない?
次に直近1年間の年収を調査したところ、最も多かったのが300~400万円で26%、次いで400~500万円が21%、200~300万円が21%という結果になった。しかし年収200万円未満も16%と一定数存在し、フリーランスになったからといって、高収入が約束されるものではないことが明らかとなった。
柔軟な働き方ができるフリーランス
1カ月の平均稼働日数で最も多かったのが、21日以上25日以内で26%、次いで16日以上20日以内が24%、5日以内が19%という結果になった。1日あたりの平均稼働時間は6~8時間および4~6時間が最も多く27%。
会社員と同じような働き方をしている人が多いようだが、一方で1日の稼働時間が4時間以下という人も10%存在している。このことから柔軟な働き方が可能なことが分かる。
今後もフリーランスとして働きたい 80%
なぜフリーランスとして働くことを選んだのか、その理由として最も多かったのが「働く時間や場所を自由にするため」で56%、次いで「自分の仕事スタイルで働きたいため」が55%という結果になった。縛られることなく働くことを望む人がフリーランスを選択しているといえるだろう。
しかし会社員としての経験なしにフリーランスになる人は4%と低く、一定期間会社員としてキャリアを積んでからフリーランスになる人が多いことも明らかになった。中でも一番多かったのは、会社勤務を3年以上7年未満経験した人で33%にのぼり、次いで1年以上3年未満が24%という結果になった。
今後もフリーランスで働きたいと考える人は80%ほどを占めており、働き方に満足している人が多い。しかしその中には、仕事量を増やす予定だと考えている人が38%にのぼり、自分が望む条件に合う案件に巡り合うことが困難だという現実も浮き彫りとなった。
会社概要:株式会社イールドマーケティング
・会社名:株式会社イールドマーケティング
・代表者: 代表取締役 社長 木本旭洋
・本社所在地: 東京都葛飾区青戸1丁目10番5-702号プレミアムフラット青砥駅前
・設立: 2022年5月
・資本金:300万円
・事業内容:Webコンサルティング事業
・URL:コーポレートサイト:https://yield-marketing.co.jp/