フリーランスになってみたものの、どのように仕事を獲得するべきかわからない人も多いはず。そこで、フリーランスの案件獲得に向けておすすめの求人サイトを15個集めました。タイプ別にそれぞれ求人サイトを紹介しているので、仕事の獲得に向けて参考にしてください。
タイプ別フリーランスにおすすめの求人サイト15選
フリーランスの求人サイトをタイプ別にまとめました。これからフリーランスとして案件を獲得していく際の参考にしてください。
クラウドソーシング型の求人サイト
フリーランスとして案件を獲得するとなると、クラウドソーシング型の求人サイトを利用する人も多いでしょう。実際にフリーランス協会が発表している「フリーランス白書2019」を参考にすると、直近1年間でクラウドソーシングを利用して仕事を獲得したフリーランスは13.6%にも及びます。
また、クラウドソーシング型の場合は幅広いジャンルの案件が掲載されている場合が多いです。動画編集からアンケートの回答まで、自分のスキルにあわせた案件を受注できます。ここではそんなクラウドソーシングのなかでもおすすめの求人サイトを6つ紹介します。
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クラウドワークス
クラウドワークスは業界No.1のユーザー数を誇るクラウドソーシング型の求人サイトです。仕事発注件数は500万件以上を誇り、登録ユーザー数も440万人以上を記録している巨大プラットフォームとして知られています。
幅広い案件を募集しているクラウドワークスでは、フリーランス初心者でも獲得できる案件が掲載れているのも珍しくありません。実績を積めばクライアントから直接スカウトされることもあるので、わざわざ案件に募集する手間を省けることもあります。
ランサーズ
ランサーズは40万社以上が案件を募集している求人サイトです。1分からできる会員登録の利便性の高さや210万以上の案件数がユーザーから人気を博していて、利用者満足度でNo.1を獲得した実績を持っています。
短時間で終わる案件や長期的なプロジェクト型の案件まで、幅広く案件が募集されているので、自分の時間的リソースにあわせて案件を獲得可能です。
また、実績を積み重ねて「認定ランサー」の称号をとれれば、案件も獲得しやすくなります。
ココナラ
2012年よりスタートしたココナラは「得意を売り買いスキルマーケット」というキャッチコピーをもとに、自分の持っているスキルを売買できる求人サイトです。自分の得意なことを活かしながら案件を獲得できるので、スキルに自信がある人におすすめします。
自分のスキルをサービスとして出品することはもちろん、掲載されている案件に対して自分からアプローチすることも可能です。案件に対するアプローチ手段が豊富であるため、無理せずとも案件を獲得できるでしょう。
スキルクラウド
スキルクラウドは2018年よりスタートした、個人のスキルを出品できるクラウドソーシング型の求人サイトです。ココナラと似たサービスではありますが、サービスのローンチがスキルクラウドの方が遅いため、競合が少ないなかで案件を狙えます。
ライティングや画像編集、占いから相談まで幅広いジャンルの仕事に出品できるので、気軽に登録しておくと案件が舞い込んでくるかもしれません。
つなぐ
つなぐは業界屈指の手数料の安さが特徴的なクラウドソーシングサイトです。クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングでは案件の報酬に対して最大で20%の手数料を取られてしまいますが、つなぐの手数料は最大でも5.5%しかかかりません。
例えば、1万円の報酬に対してクラウドワークスでは2,000円の手数料が取られてしまいます。一方で、つなぐの場合は550円しか手数料がかかりません。そのため、手数料を気にせずに気軽に仕事をこなしたい人は「つなぐ」がおすすめです。
ママワークス
ママワークスは隙間時間で働きたい主婦などの人に向けたクラウドソーシングサイトです。家にいる時間が多い主婦に向けたクラウドソーシングサイトであるため、在宅でもできる案件が豊富に登録されています。
架電件数に対して報酬が発生するコールスタッフの営業から、時給制の案件までさまざまな仕事が登録されているので、まずは自分にあった条件があるかを調べてみてください。
エージェント型の求人サイト
エージェント型の求人サイトとは、エージェントが代わりに案件を探してくれるサービスです。自分の強みや資格、プロフィールなどを登録すると、特徴にあわせた案件をエージェントが提案してくれます。
自分で営業活動をする必要がないため、案件さえ獲得できれば仕事に集中できるのがエージェント型の求人サイトの強みです。ただし、ある程度の実績がないとエージェントが営業しにくくなるため、提示できるような実績を作ってから利用するとよいでしょう。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスはフリーランスのエンジニアやデザイナーに向けて案件を提案してくれる求人サイトです。参画している企業から直接依頼を受けることも可能であるため、仲介手数料を最小限にして、報酬金額を高めることもできます。
また、レバテックフリーランスに所属しているエージェントは年間3,000件以上のミーティングやプロダクト開発に携わっているため、業界が求めている人材を理解しています。確かな業界知識をもとに案件を提案してくれるので、その人にあわせた仕事がこなせるようになるでしょう。
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは利用企業数が2,000社を超えるのが特徴的です。IT関係のフリーランスの仕事を支えるために週2日から働ける案件を紹介しています。多様な案件は利用者から好評で、JMRアワード2021の「充実した案件情報」部門にてNo.1を獲得しました。
豊富な案件に加えて、専属のエージェントが希望にそった案件を紹介してくれるので、自分らしい働き方を実現できるでしょう。
MidWorks
MidWorksではフリーランスエンジニアに向けて、さまざまな案件を紹介しています。MidWorksで紹介されている案件の主なジャンルは以下の通りです。
- フロントエンド開発
- インフラ開発
- フルリモート案件
- 言語別案件
- 週3〜の掛け持ち案件
以上のように自分のスキルや働き方にあわせて、さまざまな案件が掲載されています。Webサイトには公開されていないような非公開案件だけで80%以上を占めているので、高単価な案件を獲得するのも夢ではありません。
エンジニアスタイル東京
エンジニアスタイル東京は、国内最大級の10万件を超える案件が登録されている求人サイトです。IT系のフリーランスに向けた求人サイトで、2022年7月20日時点で最高240万円の単価が登録されています。
また、フリーランス向けに定期的なオフ会も開催しているので、人脈も広がる可能性が高いです。
特化型求人サイト
フリーランスの案件を探すには特化型の求人サイトを利用することも検討してください。特化型の求人サイトは案件のジャンルが限定される一方で、本当にそのスキルが必要なクライアントが多いため、高単価なことも。
案件を積み重ねて自分のスキルに自信がついてきたら、特化型の求人サイトに登録してみるとよいでしょう。
カカセルエディター
カカセルエディターはWebライターのためのクラウドソーシングサイトです。ライターとして生活していくために、単価の底上げに役立ちます。
ライターの単価といえば文字単価1円あたりが基本になってきますが、カカセルエディターでは約77%が文字単価2円以上の案件です。もちろんクライアントが求めるスキルを満たしていれば2円以上の単価も望めるので、ライターであれば登録しておきたい求人サイトでしょう。
PENYA
PENYAはWebライターやエディターに向けて案件を紹介している求人サイトです。PENYAではオウンドメディアの執筆案件が主に取り扱われていて、専門性が高い知識が求められます。
一方で専門性が高い記事を執筆できれば文字単価2円以上狙うことも難しくはないため、Webライターの年収アップにつながります。年収に伸び悩んでいるWebライターは、登録しておいて損はないでしょう。
Conyac
Conyacは世界中の人が利用している翻訳に特化したクラウドソーシングサイトです。英語や中国語など世界で利用されている73種類の言語を翻訳できるので、外国語に自信がある人は登録しておくべきでしょう。
また、Conyacでは翻訳者のレベル別に受けられる案件が異なります。単価の良いスタンダードプランの案件を受注するためには、独自のテストを合格しなければいけません。スタンダードプランに合格すれば文字単価1.65円から翻訳できるため、自分のスキルを磨いてテストに合格しましょう。
SKIMA
SKIMAはイラストレーターと依頼者をつなげるためのサービスです。オリジナルのイラストから似顔絵までオーダーメイドで作成した、自分の作品を出品してお金を稼げます。
SKIMAのサービスは海外のCOMMISSIONと呼ばれる、イラストを有料依頼する文化をもとに考えられました。SKIMAはイラストレーターの生活をより豊かにするために、日本でもCOMMISSIONの文化を広げていきます。
フリーランススタート
フリーランススタートはエンジニア向けの案件が紹介されている求人サイトです。2022年7月26日時点で掲載されている案件の数は37万4,984件を記録していて、国内最大級の案件数を誇ります。
豊富な案件とは裏腹に案件ごとにカテゴリー分けされていて、案件を探すのに手間はかかりません。特定のキーワードをもとに検索すれば、自分が求めている案件を探せるでしょう。
ハイクラスのコンサル案件にも挑戦してみよう
ハイスキルのフリーランスにぜひ挑戦していただきたいのがコンサルティング案件です。
企業の困りごとを上流から解決するコンサルティング案件の実績が得られれば、今後のキャリアアップにつながり、収入的にも大きく安定するでしょう。以下の記事も参考にし、ぜひ検討してみてください。
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求人サイトを利用しないで稼ぐには?
フリーランスとして活躍するためには、まず求人サイトなどを利用して案件を積み重ねていくのが大切です。しかし、いつまでも求人サイトを利用していると報酬に対して手数料がかかってしまうので、売上に伸び悩んでしまいます。
そこで、フリーランスが求人サイトを利用しなくても稼げる方法を3つ紹介するので、実績を積み上げた際の参考にしてください。
友人や知人から案件を紹介してもらう
求人サイトを利用しない場合は、知人や友人から案件を紹介してもらいましょう。知人や友人から案件を紹介してもらえると、求人サイトを利用するよりも高単価の案件を獲得できる可能性が高まります。
フリーランス協会が発表している「フリーランス白書2021」によると、最も収入を得た仕事の獲得手段は36.1%で「人脈」と回答しています。オンライン全盛の現代ではありますが、まだまだ仕事の獲得という意味ではオフラインのつながりは欠かせません。
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自分から交流する
人脈が大切だとはわかりましたが、いきなりフリーランスになった人は案件を紹介してくれる人脈がない場合も考えられます。人脈がない場合は自分から作り出すしかありません。そこで、自分から交流する場に出てみることも検討してください。
フリーランスのつながりを作る場所として考えられるのは以下の通りです。
- セミナーや交流会
- SNSのグループ
- コワーキングスペース
多様な職種の人と交流するという観点から考えると、コワーキングスペースを利用してみるのもよいでしょう。コワーキングスペースにはさまざまな職業の人がいるため、思わぬつながりが生まれることもあります。ひょんなことから案件へとつながることもあるので、まずは交流する場へと足を運ぶのが大切です。
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SNSやブログを活用する
案件を獲得するためにはSNSやブログを活用することも大切です。SNSやブログから案件を獲得できれば直接契約を結ぶことになるため、求人サイトの手数料を気にしなくてもよくなります。
SNSやブログで案件を獲得するためには以下のことを意識してください。
- 定期的にポートフォリオを更新する
- 人柄がわかるような発信をする
- 仕事の基礎知識として役立ちそうな内容を発信する
以上のことを心がけることで人柄がよくわかり、クライアントが親近感を覚えやすくなります。隙間時間に定期的に更新するだけでも問題ないので、まずは定期的に更新することから始めてください。
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フリーランスは効率的に求人サイトを活用しよう
フリーランスの求人サイトと一言でいってもさまざまなプラットフォームが存在します。自分のスキルや経歴などにあわせて、自分の能力に見合った求人サイトを利用してください。実績が積み重なり自分のスキルも向上すれば、高単価の案件も獲得できるようになります。