フリーランスは自由に働ける一方で、孤独を感じることもあります。そうした時にふと仲間がほしいと思うこともあるわけです。そんな時には孤独を乗り切るための「フリーランス・コミュニティ」を活用するのがお勧めです。

そこでこの記事では、フリーランスが孤独を乗り切るために利用できる「フリーランス・コミュニティ」について解説します。

フリーランス・コミュニティを上手に活用することで孤独が減る!

フリーランス・コミュニティには後述するようにさまざまなメリットがあります。そのひとつに、フリーランスが感じる孤独を減らすというものがあります。

家族がいる場合、その孤独感は減るかもしれません。しかし仕事の悩みを家族と共有するのは、家族の中にフリーランスを経験した人がいなければ難しいでしょう。そうでなければひとりで悩みを抱え込み、メンタルも落ちてしまいます。

そのためフリーランスが多く所属しているコミュニティに属することをおすすめします。私もフリーランスが多く所属しているコミュニティに参加していますが、フリーランスならではのちょっとした悩みを仲間と共有できるところにメリットを感じています。

例えば仕事がない時。今回のコロナ禍で仕事が一気に無くなりました。予算を絞った企業が多かったため、契約打ち切りが増えたのです。それはショックでしたが、そんな気持ちを共有できる仲間がいるだけで救われました。

いつまでも落ち込んでいるのではなく、新しい案件を取りに行こうと前向きになれたのです。いくらコロナ禍といえども積極的に営業していけば、案件は取れるものです。無事ピンチを乗り切りました。

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フリーランス・コミュニティに参加するメリット

フリーランス・コミュニティに参加するメリットは孤独を減らす以外にもあります。ここではそのメリットを4つ紹介します。

仲間と交流できる

フリーランス・コミュニティに参加すると仲間ができます。仲間と交流することで孤独感は減ります。フリーランスになると人と会うのは仕事だけ、もしくは家族のみという人も多いです。年齢が上がってくると、昔からの友達は家族を持ち、なかなか以前のように会えません。

フリーランスでも家族がいる方は多いです。しかし会社員と違い、平日の日中に時間の都合のつく人が多いため、気軽に会えます。またフリーランス・コミュニティは定期的にイベントを開催しているところも多く、参加するだけで仲間と交流できます。

家族や仕事関係者、以前からの知人以外の仲間を持つのは新鮮です。家族や仕事関係者には話せないこと、知人だとなかなか判断できない話も客観的にコメントしてくれることも多い点はとても貴重です。

そうした仲間ができることで、自分自身の弱みを話すこともできるわけです。そして励まし合いながら、仕事に集中できるでしょう。

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悩みを共有できる

フリーランスとして仕事をしていれば、悩みが出てくるのは当然です。悩みで多いのは人間関係。フリーランスは会社に属していないので、家族のことが多いです。家族関係がうまくいっていないと、仕事にも影響が出ます。

会社であれば同僚に相談できますが、フリーランスはそうはいきません。そこでフリーランス・コミュニティが必要になってきます。家族についての悩みを相談する仲間がいるだけでメンタルは安定します。

家族の悩みを聞いてもらうだけで気持ちが軽くなるわけです。また悩みを共有するだけでなく、解決に向かうアドバイスももらえます。会社員しかやっていない人には、なかなかフリーランスの働き方は理解されないもの。

どのように家族に説明すればいいか、実体験を踏まえて教えてくれるわけです。例えば私の知人は奥様との関係が悪くなっていました。その理由は収入面です。それを解決するために、フリーランスを辞めて就職することも考えていました。

その知人の相談者が「フリーランスか正社員かではなく、うまく組み合わせた働き方もある」とアドバイスしてくれたようで、契約社員として週何日か出社する契約をして、収入面を安定させました。フリーランスの仕事は、業務終了後や業務がない日に取り組むようにしたようです。その結果、家族との関係も改善が見られるとか。

こうしたアドバイスは、実際に経験したことがないと出来ません。フリーランスが属しているコミュニティならではのエピソードです。

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仕事がもらえる

フリーランス・コミュニティでは、フリーランス同士で仕事を紹介し合うこともあります。またフリーランス・コミュニティそのものに仕事の依頼があり、応募できるところも多いです。このように困った時に、仕事をもらえるのは非常に助かります。

私自身もフリーランス・コミュニティに仕事を紹介したり、逆に紹介してもらったりしたことがあります。フリーランスがひとりで営業するのはかなり難しいです。そのためフリーランスの仲間が、自分の代わりに営業してくれると非常に助かります。また仕事が取れる可能性も増します。

例えばフリーランス仲間が仕事をしている依頼先の企業が、「WEBマーケターを誰か知らないか」と言えば、すぐに仲間を紹介するでしょう。紹介してくれる仲間が多ければ多いほど、仕事は増えていきます。

このようにフリーランス・コミュニティを上手に活用すれば、自分に仕事を紹介してくれる人が増え、収入も増えていくわけです。

フリーランスに必要な知識が得られる

フリーランス・コミュニティではセミナーを開催しているところもあります。そのセミナーはフリーランスのスキルアップを目指しているものも多いです。例えば案件の取り方。今まで自分が行っていたやり方とは、全く別のルートで仕事をとっている人もいます。

例えば動画コンテンツ。動画コンテンツといえばYouTubeがありますが、YouTubeは制作に時間がかかる割には、成果が出るまで時間がかかるとのこと。それよりもInstagramのリール動画の方が効果があるようで、編集にそれほど時間も掛からず、案件獲得に向いていると教えてもらいました。

教えてもらったWEBマーケターの知人は、Instagramを使って多くの人にフォローされ、企業側から案件の依頼が来るようでSNS運用についても相談されています。他にもSEOの最新知識がフリーランスコミュニティで得られました。

自分のホームページが特定のキーワードの検索結果の上位に来ることで、仕事の依頼は多くなります。個人のホームページは検索結果の上位に上がりにくくなっていますが、検索ワードによっては上位に出せます。そのやり方を教えてくれる人がいたのです。

必要なのは新規記事よりもリライトとのことでした。順位は日々変動するので、書いた記事の順位を上げるべく、リライトが必要になります。その際には上位ページにあるサイトの内容を踏まえるのはもちろんのこと、自分のオリジナルの内容を踏まえることで、検索結果の上位に出やすくなるわけです。

またプログラマーの勉強会のように、自分のプログラミングの知識をさらに深めることもできます。さらに補助金や助成金、さらには税金関係の勉強会も開かれており、そこに参加することで、お金に関する知識が深まるでしょう。

例えば2023年からインボイス制度が始まるため、その概要や対策のためのセミナーが多くのコミュニティで開かれています。コミュニティによって開かれているセミナーの種類や数が違うので、いろいろなフリーランス・コミュニティを覗いてみましょう。

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おすすめのフリーランス・コミュニティ6選

フリーランス・コミュニティはフリーランス人口の増加に伴い、増えている印象です。ここではよく利用されているフリーランス・コミュニティを6つ紹介します。

新しい働き方LAB

新しい働き方LABはランサーズが運営するコミュニティです。つながりを作ったり、悩みを相談したりできます。つながりを作るためのイベントとしてはオンラインだけでなく、オフラインで参加するイベントもあり、イベント後の交流会がある場合もあります。

そうした場でつながりを作ることも可能でしょう。有料ではありますが、スキルアップの講座も開かれています。また研究員制度があり、新しい働き方を試してみたり、つながりを作ったりできます。

ただ研究員制度はまだ2期生までで、今のところ無料ですが、今後は有料化されるかもしれません。常に募集されているわけではないので、興味のある方は定期的にチェックしてみましょう。

フリーランス協会

フリーランス協会は、一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が運営する団体です。フリーランスに関する最新情報の発信や、スキルアップのための講座やイベントを開催しています。

またオンラインコミュニティではフリーランスの仲間との交流も可能です。さらに年会費1万円を払うと、税務関係や保健関係のサポートが受けられます。他にも福利厚生サービスも受けられます。

また働けなくなった時の保険や弁護士費用保険のオプションもあり、フリーランスのトラブル解決に役立つはずです。まずは無料で登録して、メリットがありそうであれば有料会員になるのも良いでしょう。

FreelanceNow

FreelanceNowは5000人以上のフリーランスが所属するコミュニティです。主に企業とのマッチングが目的です。無料で利用でき、直接企業と交渉できます。仲介料や手数料もかかりません。

フリーランス同士の交流会としては「Freelance Night」が不定期ですが開催されています。ワークショップやディスカッションの後に、交流できる時間もあるので、フリーランス同士の交流の場としては最適でしょう。

参加の方法としてはFacebookグループへの登録が必要となります。簡単な質問に答えるだけで参加できるので、ぜひとも登録しておきたいところです。

全国個人事業主支援協会

全国個人事業主支援協会は案件紹介や情報発信が主な内容です。会員同士でチームを組んでプロジェクトに参加でき、コミュニティの場としても利用できます。協会費は年収によって変わります。

実際に参加した人によれば、フリーランスとしての悩みの相談にも乗ってもらえるようです。ただ紹介制のため、知り合いがいないと入会が難しいというデメリットがあります。

「StockSunサロン」などフリーランス向けのオンラインサロン

現在、さまざまなオンラインサロンが登場しています。そうしたオンラインサロンの中にはフリーランス向けのものも登場しています。そのひとつが「StockSunサロン」です。国内最高レベルのWEB系フリーランスの育成と輩出を目的としています。

動画コンテンツで営業活動など、フリーランスとして必要な能力を学べます。また案件紹介も行われており、自由に案件を獲得できる仕組みです。さらに会員限定のバーが新宿と梅田で開催されており人脈を作ることも可能です。

またオフラインでの交流も盛んで、部活動も行われています。孤独感を減らすという意味でも有効に活用できるサロンでしょう。会費も月4400円でそこまで高くはありませんので、入りやすいでしょう。

シュウマツワーカー

シュウマツワーカーは副業を紹介するサービスです。Slackでコミュニティも運営されており、イベントもあるので最新情報のキャッチアップにも使えます。副業を見つけるためのサイトであるため、費用もかかりません。

こちらのサイトはエンジニアやマーケティング案件を多く紹介しているので、仕事を探す目的と同時に登録されることをお勧めします。

フリーランス・コミュニティを上手に活用しよう!

フリーランス・コミュニティを上手に活用することで、孤独感が減るだけでなく、仕事につながることもあります。また自身のスキルアップにつながるイベントもあります。フリーランスは会社員と違って、ひとりで何でもこなさなければなりません。

ひとりだとどうしても行き詰ってしまうことがあるはずです。その際にフリーランス・コミュニティに属していれば、悩みを共有できて解決に至ることも多いです。フリーランスでメンタルが辛くなっている人は、フリーランス・コミュニティへの参加を検討してみてはどうでしょうか。

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